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夏の猫

物怖じしないネコちゃんは絶好の被写体


或る夏の夕方。
仕事を終え、巣鴨近くの霊園に通りかかると、道端で暑さに参っちゃってるネコちゃんに遭遇した。

猫)ここが一番涼しいに違いないのです・・・。
  もう動きたくないのです。なるべく脱力していたいのです。
  どうかひとつ、私をほっといてください。

というオーラが伝わってきた。
暑すぎて、舌でちゃってます(笑)

私)そうですね。暑いですもんね。
  ほっときます、ほっときます。
  ほっときますので、一枚だけ撮らせてください。

猫)・・・・・・・・・・・・・。

こんなオーラだけの暗黙のやり取りが仕事終わりにできるなんて、
最高の夏の日だった。


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