『夫へのストレスを解消する方法』は一つも実行に移せない８つの理由

今回はよくネットの記事にある『夫へのストレスを解消する○つの方法』とか『旦那様からのストレスが限界を迎える前に試して欲しいこと○選』などという記事について思ったことがあったので書いてみたいと思う。
『専業主婦の方向け』と書いているのに、これは専業主婦じゃなく独身者向け？とか共働きの方向け？という記事を多数見かけたからである。
記事が沢山ある割には、ほとんど内容が同じ。矛盾点も同じ。
夫ストレスで悩まされている専業主婦なんて本当はいないのかな？と思わせる状況である。

我が家は『一般家庭』とは決して呼べない家庭環境で、私の結婚生活話で何人も泣かせてしまうほど強インパクト。なのでかなり偏りがあるため、あくまでも『こんな家庭もあるんだ』くらいに考えて欲しい。じゃないと泣いちゃうからw
ネットで読んだ記事に書いてあったストレス解消法が『不可能な理由』を書いていこうと思う。

①気晴らしをしてみる

そもそも気晴らしができないからストレスフルになりかけているのである。
それに気晴らしの仕方が分からないのだから一歩も踏み出せずに終了。

②へそくりを作る

家計を任されているなら可能だが、週一に２万円程渡されて、食費・日用品費・医療費などをやりくりしている主婦には、そんな余裕も気力もない。
ウチは夫が趣味に使いすぎて支払いが滞り『へそくりとかないのか！さっさと出せよ！』と脅された口であるw

③美味しいものを食べに行く

自分で稼いでいない専業主婦の私にどうしろと？と言いたくなる項目。
美味しいものを食べるにも『お金』が必要。
病気になる以前６年間程、お茶と白飯しか口にしなかった者としては、まさに絵に描いた餅状態。

④習い事を始める

自分で稼いでもいない、貯金もない私にできると思うかい？と問いたい。
独学でこっそり何かを始める事くらいはできるだろうが『習い事』となると話は別。習い事にはお金がかかることを知らないのだろうか？
それに私が習い事を始めたなんてことが分かれば『その費用寄越せ』と言い出す可能性大の男である。

⑤スポーツをして爽やかな汗をかく

爽やかな汗とは？普段から忙しく動き回って汗かきまくりだが、『スポーツで爽やかな汗』をかける主婦はストレスなど溜まらない。真面目に主婦していたら、子供が小さいうちは『スポーツで爽やかな汗』など望めない。夫や子供の世話でかく汗は爽やかではないのかな？
ウチの夫が趣味で通ってるスクールの女性達は皆さん、夫や彼氏の悪口など言わないスンバラしい方々だと夫は自慢するが、そのスンバラウーマンさん達は『専業主婦』ではないのだから当たり前。好きなことやりに来て不満垂れ流す人がいたら、大変な問題児である。

⑥プチ別居をしてみる

妻のありがたみを思い知らせる良い方法として、色んな記事で紹介されているが『プチ別居』に同意する夫ばかりだと思ったら大間違い。私が舌亜全摘手術をした後退院と同時に実家に世話になったのだが、夫が『面倒見るの大変だから預かってくれ』と母に泣きついたのに、いつの間にか母が孫と暮らしたいから、無理矢理私と娘を引き取って世話しているという話が捏造され、夫の実家とトラブルが起きた。結婚以来自分の実家をほったらかしにして夫の両親最優先で嫁してきた苦労が一瞬にしてゴミクズにされた。（泡なんて綺麗なもんじゃない）

⑦働きに出る

もうすでに『専業主婦』じゃなくなってるw
そう安易と仕事に就けるほど世の中甘くない。子供がまだ小さかったり、障害を持っていたりする人もいるだろう。
ウチの場合、私に少しでも稼ぎがあれば、夫は自分の給料は全部自分で使うと宣言している。娘にかかる費用も一切出さない宣言までしている。

⑧諦める

うん、やってるw
身もふたも取手もない言い方。妻が諦めても期待してなくても、夫はしつこく仕掛けてくる。まだまだ自分は妻にとって最愛の夫だと信じて疑わない。
『諦めることで何かが生まれる』？
うん、知ってるよ。生まれてくるのは『夫の勘違いと増長』
私は既に生きがいを諦めている。

我が家は特殊すぎるから、当てはまらない、共感できないことがほとんどだろうと思う。だが、『夫へのストレスを解決する方法』の対象が狭すぎる気がしてならない。毎回毎回、こういう記事を読む度『だーかーらー無理なんだよーー！』と机や床をバンバン叩きながら叫ぶのに、些か飽きてきたので、自分の状況を整理整頓する意味で比較してみた。
専業主婦の皆さんが、少しでもストレス発散できる方法を見つけらたらいいなと、日々闘いながら思っている。