見出し画像

病院(医者選び)10~口腔外科(術後のズサンな看護)~

私は、3時ごろ病院をあとにしました。
そして、その当時習っていたバイオリンのレッスンに行きました。
レッスンが終わり家に帰ると
何故だか、父がいません。
おかしいな? と思ったのですが。。。

それから30分ほどして、病院から電話がかかってきました。
どうやら父は、病院から呼び出されたみたいだったのです。
看護師から、「○○さんですが、これから退院して、家に帰ります」
と聞かされました。
「はぁ~?? 何故ですか?」と聞くと、
母が病室を勝手に抜けだし、廊下をうろうろしていると。
母が、術後によく老人に見られる不穏状態になって、

(※不穏状態とは、周囲への警戒心が強く、興奮したり、大きな声で叫んだり、暴力を 振るったりしやすい状態)

そして
「私たちが24時間見張ってるわけにはいかないから、24時間付き添いをしてほしい」
と、父に言ったそうです。
父は、24時間付き添うことなんてとてもできないと思い
その場で「じゃあ、退院する」と言ったそうなのです。

私は、その電話を父にかわってもらい
父に「私が付き添うから」と言って、退院を留まらせました。
私はびっくりして、取るものも取り敢えず
宿泊する用意をし、再び、病院へ行くことになりました。

病院に着いてみると、母は別に変わった様子もなく
普通にしていました。
私を見るなり
「むっちゃんこ(無茶苦茶)になっちゃった」
と言いました。
予定では、明日の午前中に退院することになっていました。
なので母には、退院する意志はなかったのです。。

私は、歩行器を借り、看護師の許可を得て
母を連れて1階の自動販売機売り場まで行きました。
その途中で、電話をかけてきたであろう看護師に偶然会ったので
「別に不穏状態でも何でもないじゃないっ! 普通じゃいなっ!」
と言ってしまいました。
看護師の表情は強張っていました。
自動販売機でコーヒーを買い、ソファに腰掛け
少しの時間そこで過ごしました。

その後、一体、何故こんなことになったのか
母に聞いてみたのですが。。。
その話を聞いて、私は、
ほどほど呆れ返ることとなるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?