パイオニアEDHへの招待

こんにちは。
今回はEDHのハウスルールの【パイオニアEDH】について書いていきます。内容はブログみたいなものなのでリンク記事を読んでもらうと良いです。
コミュニティ内でパイオニアEDHをやろうという話になりデッキを作ってみました。後日紹介したいと思います。

パイオニアEDHとは？

パイオニアEDHは文字通りパイオニアのカードセットで構築するEDHです。
詳細は下記リンク記事、Youtube動画を参照ください。

カジュアルEDHにおいて最も難しい問題であるカード資産差問題を解決できるルールだと思います！
EDHは元々非公式フォーマットのため、メンバーの同意があればどんな禁止があっても良いわけです。
しかし、何を禁止するのか公平性やわかりやすさ、均衡を見つける難しさなどの問題で難しかったのだと思います。
”○○円EDH”など構築金額に制限をかける方法もありましたがシングル価格は常に変動するものなので安定しないと思います。

【パイオニア統率者】日本初!?パイオニアでEDHしてみた！イルーナvsジョダーvsオルフィオvsラトスタイン翁

パイオニアEDHのルール

①基本的な構築やプレイにおけるルールはEDHに準じる。
②カードプールはパイオニアに準じる。
『ラヴニカへの回帰』以降のカードセットを使用する。
③禁止カードはEDHに準じる。
パイオニア（構築）で禁止カードはEDHで禁止でない限り使える。
例）使用可：軍団のまとめ役、ウィノータ、運命のきずな
　　使用不可：不屈の巡礼者、ゴロス
④ブロールデッキに採用されたカードは使用可。
フェイに呪われた王、コルヴォルドがパイオニアで使えるので当たり前ですが、統率の塔、秘儀の印鑑が使えます。

遊んでみての感想

①マナベースが難しい。
マナファクトが非常に弱いので、3マナファクトを主に使う必要があります。1マナのマナクリは【ラノワールのエルフ】、【エルフの神秘家】、【金のガチョウ】くらいしかありません。
土地、マナファクト、マナクリ合わせて50%近く入れたほうが良さそう。
マナスクリューはかなり苦しいので土地は多めに。私は35枚くらい入れてます。できればもっと入れたいですが、枠の確保が難しいですね。
②ゲームスピードは意外と速い。
1試合1時間あればだいたい終わるイメージ。早ければ10ターンくらいで決着するかもしれません。テンポ良くカードをプレイできるように構築する必要がありそう。
③クリーチャーがメイン環境。打ち消しよりも、全体除去が重要かも。
コンボが弱いのでクリーチャー同士の殴り合いになることが多いです。コンボも存在していますがサーチ手段が少ないため時間がかかります。統率者が絡まない3枚以上のコンボは実現性が乏しいでしょう。
クリーチャーが多く採用される関係で打ち消しはあまり強くないように思います。【断れない提案】、【白鳥の歌】など1マナの否認系はスペースがあれば入れても良さそう。
全体除去はクリーチャーを展開する関係で悩ましいですが、巻き返すためにも2枚程度は入れていいと思います。
④置物は破壊している暇があまりない。でも多少は入れたい・・・。
クリーチャーの圧が強く、クリーチャー除去を多めに入れる分、エンチャントやアーティファクト対策が減りがちです。強い置物があまりないことも影響しています。
先日は【パンハモニコン】、【ボーラスの城塞】、【鏡割りの寓話/キキジキの鏡像】をなかなか破壊できず大変でした。
⑤通常のEDHでは出番のなかったカードにチャンスがある。
個人的にうれしいポイントですが、構築や通常EDHで日の目を見なかったカードにチャンスがあるのは良いですね。
もちろんパイオニアやスタンダードで活躍しているカードも強いです。
⑥まずは単色から作ろう。
とりあえず作るなら単色をおすすめしたいです。
通常のEDHでは幅広い対策カードが必要となるため、2色以上で組むと良いと考えています。しかし、パイオニアEDHの場合は、クリーチャー主体のデッキ構築となりやすいため、クリーチャー除去を入れればある程度デッキが完成します。
通常のEDHより尖ったデッキや部族デッキがつくりやすいですね。通常だと汎用カードを除くと20～30枚くらいしか枠がないんですよね。
⑦2色ならタップイン2色土地をどこまで入れるのか。
入れられそうなタップイン土地
神殿（テーロス）
デュアルサイクリングランド（アモンケット）
バトルランド（戦乱のゼンディカー）ときどきアンタップインする
タップインデュアルランド（団結のドミナリアなど）
氷雪タップインデュアルランド（カルドハイム）
神殿以外はフェッチから持って来られるのでこのくらいでしょうか。2色で【死者の原野】を使うときはもっと多めになると思います。
ファストランド（カラデシュ、ファイレクシア：完全なる統一）は通常ではタップインしやすく採用しないことが多いですが、アンタップイン2色土地の少ないパイオニアEDHでは採用できるでしょう。
3色になると入れられる土地が増えますのでタップインは減ります。

おわりに

パイオニアEDHのコンボを知りたい方はこちら↓

次の記事は作ったパイオニアEDH【宴の結節点、ジェトミア】、【スカラベの神】を紹介できればと思います。
まだまだ完成度は低いですが、構築の一助となればうれしいです。
それでは。