ヒステリーは差別用語なのか?
アベマで戸塚ヨットスクールの校長がたかまつななをヒステリーだと言ってたのですが
最近あまり聞かなくなった言葉ですよね
多分今テレビや映画で使うとアウトだと思います
女の人に向かって言う言葉ではなくなっていますね
そんなわけでヒステリーのヒストリーを追ってみます
ヒステリーという言葉ですが
怒りっぽい女の人に向かって使いますよね
男には普通使いません
なぜ女だけなのか?
男だって短気な人はいるでしょうけど
歴史的に見るとやっぱり女なんですよね後述しますが
ヒストリーはギリシャ語のhustera(ヒューステラ)子宮が語源で
日本ではヒス=子宮という介錯となりました
大昔は産婦人科全般の疾患をヒステリアと呼んでいました
妊娠出産意外の病気はすべてヒステリアでした
昔はヒステリーを起こすのは子宮が原因と考えられてたんです
もちろん大昔のトンデモ理論ですから間違いなのですが
そんなこんなですぐにキレる女をヒステリーと呼ぶようになりました
発生学的にはタマキンって子宮だから本当に子宮が原因なら
男だってヒステリー起こすことになりますね
ヒステリーは昔の医学用語だと子宮性病的興奮状態と呼ばれてました
現在の価値観だとなんとも屈辱的な診断名となりますよね
子宮性病的興奮状態て・・・カルテに書いて渡されたら秒で燃やしたくなるでしょう、実際に書いて渡されてたかは知りませんが
こういった経緯がわかるとヒステリーと女の人に言うことがいかに失礼かというのはおわかりいただけると思います
しかし女が怒りっぽくはないかどうかは別の話で
昔のイギリスには狂ったようにわめき散らす女が相当数いて
社会問題となっていました
イギリスというかヨーロッパ全土なんでしょうけど
イギリスだとそういう人に刑事罰が課せられていました
がみがみ女と訳されてますがあちこちケンカ口調でからんでいったり
とにかく騒ぎ立てる人ですね、昔は駅構内にこういうホームレスがいました
そういう人を椅子にくくりつけて川へ落とします
引き上げてはまた落としてを繰り返すとガミガミーンが治ってニコニコします、かどうかはわかりませんが
これだけのことされたらさすがに心が折れるんじゃないかと思います
この刑罰1967年まであったのでけっこう最近です
近年では実行されてはいないと思いますが使う可能性もあるので一応とっておいてました
なので実物の写真が残っています
日本でも明治大正時代には女のがみがみが多くいて
それを治めるためのよくわからん薬や書籍があったようです
あとは大人のおもちゃです
江戸時代から平成まで300年続いた大人のおもちゃ屋というのがありました
歴史的に女は怒る人が多かったのは事実のようです
いまほど社会も安定していなくて不安材料が多いと
正気を保つのは難しかったのでしょう
現在はネットに言論の場もあるので
ヒス・・・がみがみ女は減っているでしょう
もし見つけたらヒステリーとは言わずに
川に放り投げてください
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