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いまから少しだけ このまま少しだけ登ろうぜ

これは5/15日の飛騨金山の記録。透明よりも澄み切った心で3週連続、麻生谷にやってきたが、地面は湿っぽくて、岩によっては虫も多い。決して気持ち良くはない日曜日。

エリアに向かう途中のRoute 41 沿い。なぜか飛騨金山に入るとデイリーヤマザキが3軒も連続して現れる。毎回異なるデイリーにピットインし、今回で全てのヤマザキを制覇した。

意気揚々、岩場に到着。ますばアップでフー(3級)。一手ものの課題。アップと言いつつ何回か落ちる。リップに止まった瞬間は気持ちいいので、こちらは皆さんにお薦めできる課題です。お次は二級のブー。スタートの足置きが意味不明だったので敗退。登れなかったから2段ぐらい認定しておいて良いと思うよ。

嶽見桜

気を取り直して嶽見桜(初段)。飛騨街道に袋坂峠という難所があるそうで、その頂上からは、霊峰・御嶽山を眺めることができるそう。その峠に咲く桜が嶽見桜と呼ばれているとのこと。そんな桜が由来の課題なんでしょうかね(知らんけど)。

今日は嶽見桜を登って、前回敗退した初段課題を片っ端から登りまくる予定・・・だった。結論から申し上げますと、嶽見桜は全くもって意味不明で怒涛の敗退。隣の花より団子(1級)をせめて登っておこうと思い、手を出すも怒涛の泥沼ハマり。あげく肘の急所を軽く打撲。地味に痛い。なんとか登りきったがゴリ押し感半端ない。他の初段に手を出すどころではない。嗚呼、嶽見桜なんかを選んだあの日の自分を馬鹿に思うね(by Yorushika「踊ろうぜ」より)。

カーネリアン

やる気が峠の頂上から地底深くまで落ちた。「クライマーなんてやめたいな。そうだろ、面白くも何にもないだろ。帰ろうぜ。」と思いつつ、せっかくなんで隣の岩(ジェム(Gem) ストーン岩)でまだ触っていないラインをやってみようと思った。

Gemっていうのは宝石と言う意味の英語ですね。何も知らない私は、宝石みたいな素敵なラインが沢山ある岩だからGemってことなのかなと思ったけど、後々、岩の形状を動画で見てみたら、宝石みたいに丸っこい形をしていて確かにGemっぽいかもと妙に納得した。

ゴシュナイトは先週登ったので、カーネリアン(2/3段)を少しやることに。ゴシュナイトのスタートから左面にトラバースして抜けていくライン。ちなみにカーネリアンも宝石の名前。宝石とか全く興味のない世界だけに勉強になります。

ホールドはポジティブだけど保持力が試されそうな課題。「どうせもう持ちたいところ一つも持てないからさ」と思いながら、少しパート練をしたら案外できそう。繋げトライしてみたら一便目はホールド選択をミスったため落ちたが、二便目で登れた。

やっぱり登り切れると素直に嬉しいもん。この情動をこのまま歌にしたいと思ったけど、疲れたので15時ぐらいの早めのフィニっしゅ。麻生谷、グレード感が結構不思議な感ありよりのあり。

以上