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短期的営業力と長期的営業力

私のやっている仕事は
営業職として数字を獲得していく能力と
サポートをしっかり行って信頼を得て
紹介を募るための能力が求められます。

私はその二つを自分の中で
短期的な営業力長期的な営業力
言っています。

短期的な営業力の高いスタッフは 
社内のランキングで上位として名前が知られるので一般的に「数字の獲れる人」と認知されます。

ただもちろん後者のサポートの方も
私たちの仕事のうちになるので
短期的な数字ばかりを追い求めて
アフターサポートをおろそかにしたり
他のスタッフに振ったり
無理販と言われるクレームが多いスタッフは
長期的な目線だと他スタッフやお客様から
信頼されないので
長期的な営業力に欠けていると言えます。

もちろんこの二つのスキルは
二つとも持っている方が理想で
状況に応じて使い分けることが求められます。

繁忙期には前者のスキルを使って
実績を最大化させるために
極力無駄を省き回転を意識します。

後者のスキルの出番となるのは
比較的閑散期になるのですが
コロナの濃厚接触やその他の体調不良や
スタッフの退職などで
この半年は慢性的な人不足だったため
この後者の長期的営業力スキルを
発揮する場がなく
やや私自身回転重視になっていました。

ただ6月に入って久しぶりに
「暇ですることがない」レベルの閑散期が
訪れたために
来られたお客様に長期的営業スキルを発揮する
ために雑談を多めに取り入れてみました。

ちなみにこのスキルの発揮は
諸刃の剣でもあり
あまり仕事に関係ない話ばかりをしすぎてしまうと一部のお客様はキャバクラかカウンセリングのように通ってはただの慈善事業に
なってしまいます。

キャバクラやカウンセリングや
もしくは占い師のように
相談料を都度取る仕事ならいざ知らず
私の仕事はそういう場ではないので
度が過ぎると上司からも叱られてしまいます。

私は10年勤める中で
どちら側にも寄って失敗したことがありますし
どっちかに寄ってるスタッフも
両方のパターンを見てきました。

そんな中でやっと中庸を身につけてきたと
思っているのですが
そんな私でも時期によっては
偏ることがあります。

今回この二つのスキルを切り替える時が
きたと思ったので
お客様の身の上話をよく聞いて
考えてみました。
今日はそんな中で思ったことを
話してみます。

つづく

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