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すべては音楽にあった

私が音楽好きだということは
過去の投稿をご覧になった方は
ご存知かもしれませんが

コロナ禍とともに
音楽を聴く頻度は下がっていきました。

それは代わりに教養系YouTubeを見ることで
知識を得る楽しさがそれを上回った
という前向きな理由と

CD買ってリリースイベントや
ライブなどのエンタメが
実質規制されたから
興味を失って行った
という後ろ向きな理由があります。

私が経験した36年の中で
物心つくころにはユーロビートやテクノ
小中学生の時にロックバンド系
中学から高校にかけてヒップホップや
ミクスチャー
高校から大学にかけて
レゲエが流行ってきた時代です。

その後も
ウェッサイ、EDM、ハウス
などが流行って
最近では正直何が流行っているかわからず
自分の中ではハウスで知識が
止まっています。

いや、もうメディアが多様化したことで
「流行っている音楽」という概念自体が
もう古いのでしょうね。

昭和のトップテンとかでは
ないのですから。

ファッションもなんとなくの
大枠があるものの
ある時から
みんな多様なジャンルが
共存するようになりました。

ただその時代の音楽を聴くことで
今どんな価値観で
どんなファッションで
どんな生き方がかっこいいのか
非言語なテレパシーで感じ取るという
あの感覚は
どんなに多様化しても
YouTubeでは得られないと感じていて

最近その感覚を味わってなかったので
目標がないというか
中身がないというか
実感がないままに
知識だけを得ようとしていて
なんともいえない渇望感があったのです。

無料で得られる情報の中では
私は割とリテラシーを高めてきたかと
思うので
その後その情報を武器に
自分は本当はどう生きたいのかというのは
自分から湧いて出てくる感覚を
大事にしないといけないと思います。

久しぶりに音楽を聴いた時に
その足りなかった何かが
そこにあったような気がして
改めて音楽を聴こうと思えました。

音楽こそ自分のモチベーションの源だなと。

普段は非合理的なことは
うさんくさいと感じる側の
時折理系と言われる私ですが
頭で考えてわからないことが
言葉ではうまく言えないけど
実感出来ることが確かにあるのです。

「考えるな、感じろ」
とはよく言ったもので
考えて閃かないならば
五感を喜ばせることによって
その感覚を取り戻すというのは
たまには必要なのかなと感じました。

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