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結婚のイメージダウンと反芻思考

私は今年36を迎えた
結婚に後ろ向きな独身女性ではありますが
最近昔の話をしていた中で
とくに「これかな?」と思う
自分が結婚に対してのイメージが
悪くなった出来事
がいくつか
思い出されました。

まず中学校の時に経験した
両親の離婚と
その後母子家庭で奮闘する
母親をみて
「こうなりたくないなぁ」
と強烈に感じたことも
その大きな要因ではありますが

その後大学時代のキャバクラで
知り合った仲のいい友達が
できちゃった結婚をするも
その後も旦那の奔放さに
グチばかり言って
幾度となく長電話に付き合わされたことも
私にとって
既婚女性に対するイメージダウンになりました。

母親もその友達も
置かれたその状況に満足できず
何か変えようとするわけでもなく
ずっとグルグルと同じような
愚痴ばかり言っていたところが
同じでした。

友達に対しても
「そんなに嫌なら別れればいいのに」
と言ったこともありますが
「でも生活が」とか
「でもこどもたちが」とか
言い訳ようなことが出てきて
終わりがなく

なんだか聞いている私も疲れてきて
だんだん疎遠になっていった
気がします。

その後30過ぎくらいに
同調圧力なのか
私にも「結婚したい」波が来たのですが
ちょうどそのタイミングで
うまくいく人に出会えず
私は結婚への執着を手放すことに
しました。

時は2018年ころでしょうか。

SNSへの広告が発達してきて
この頃くらいから
口にしたことや検索したことが
アルゴリズムにより
SNS内の広告に出てきました。

だからなのでしょうか。
私のSNS内の広告に
地獄の結婚生活的なテーマを
取り扱うようなマンガの広告が
やたらと出てくるようになりました。

ここで私は無意識に
結婚生活についての嫌悪感が
如実に現れてきます。

その後コロナ禍がやってきて
そんな私の心を掴んだのは
起業マインドや自己啓発
お金の勉強
ライフハックなどのYouTubeでした。

女が独身でやっていくと
決めたならば
人に頼らず自分で稼ぐ力は不可欠になります。

逆に言えば
その力さえ手に入れられたならば
たとえ結婚したとしても
彼女たちのようにはならないと
気付かされたのです。

そんなタイミングで
結婚願望を持った男性が
私の彼氏となります。

ただ彼にも似たようなところがあり
そんなにハゲているわけでもなく
何度も「ハゲているかもしれない」
と悩んでいたのです。

形は違えど
悩みを反芻するところが
私は好きではなく

その姿は彼女たちだったり
果ては中学時代に
「病気かもしれない」と
言い続けて病んでいった私の姿にも
似ています。

どのような状況に置かれても
この反芻思考こそが
人を遠ざけ、自分を不幸にするものなのだ


たしかに結婚した女性は
そういう風になりやすい環境に
あるのだろうけれども

それに気づいて
反芻するならば
自分で解決に向けて動き出すということ

出来れば

結婚しても
どんな環境に置かれても
彼女たちのようにはならないのかもしれない

それを気付かされるために
サンプルをいくつか
見せられたのかもしれないなと
今では思うようになりました。


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