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家庭環境が複雑だった人選手権


以前ご紹介した

「復讐の未亡人」の最新刊が
更新されているのを見て
早速最新刊を読んでみて  

ああ、やっぱり好きだなぁ。。


となりました。笑

ネタバレにはなりますが
エゲツない話であるにも関わらず
意外と後半はほっこりするのです。

ここの登場人物は
ことごとく家庭環境が複雑だった人たち
同士の集まりなのですが
血の繋がりもない人たち同士なのに
そこにはまるで新しい家族というような
強い絆のような物が見え隠れするのです。

しかもそれは血縁や戸籍や肩書きなど
形のないものとしてそこに存在するのです。

これは私にとって一つの理想型であります。

「家族だから」
「親戚だから」と
惰性で付き合う人間関係が
大嫌いなのです。


肩書きがないのに
境遇が一緒で団結し合えるって
なんだか憧れてしまうのです。

ただこの良さを誰かに語りたいと思った時に
おそらくこの話の良さは
主人公たちまでと行かなくとも
それなりに家庭環境に問題を抱えて育ったり
してきている人じゃないと
伝わらないものがあるなと感じたのです。

そうすると誰にこの話の良さを
わかってもらえるかなと考えた時に
ふと自分の周りで思いつく
壮絶な家庭環境で育った人
もしくはその疑いがある人を
ピックアップしていました。

まず壮絶な家庭環境で育った人
完全に確定している人が3人いました。

一人目は

モデルになった同級生。
父親が反社で幼い頃に虐待を受けており
母親はうつ病
小学生の時にいじめが原因で
姓名ともに変更することになった女の子。

二人目は

多重人格の先輩。
ダブって同級生になる。
5人の異母兄弟がおり
父親から性的虐待の疑い。

三人目は

推しだった彼。
父親から虐待を受けており
親の都合で転校させられる。
母親が自殺。
一時期は薬にまで手を出していた。

結構エグいですね。
ただ彼ら彼女らはこのような境遇にも関わらず 
現在は魅力的で生き生きしています。
やはり落ち込みの激しさはあるのですが。

ただこれも氷山の一角なのかも
しれません。
なんで私がこんな彼らの生い立ちを知っていたのかというと
親しかったからでしょうし。

私は「復讐の未亡人」の最新刊の後半で

人はどんな生い立ちであろうと
家族に縛られなくても
幸せになれるんだ


というメッセージを感じ
それを体現する彼らに魅力を
感じるのだと思います。


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