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その人を連想させるキーワード

この前ビレッジバンガードに行った時に
ウマ娘のカントリーマアムが置いてあり
それを見た瞬間に
ウマ娘が好きな知り合いを思い出し
「あ、あの人に
 あげようかな」
とふと買って帰りました。

結果的にはそれは
ウマ娘ではなかったのですが。笑

私は以前から
気持ちがこもっていない
義理のプレゼントのやりとりが
あまり好きでなく

それが横行している
田舎の実家の付き合いなどでは
「なんでこんな嫌々
 お金を出さないといけないんだろう」
と思っていました。

プレゼントくらい
気分良く出させてほしいものです。

だから私は記念日や
誕生日で半ば義務的にプレゼントを贈る
ことを辞めていました。

ただそうなると
きっかけというのが今度は
難しくなるものです。

私がウマ娘のお菓子をあげた
知り合いなんかは
その時誕生日とかではありません。

ただその人のキャラクターの中に
「ウマ娘が好き」という記憶が
自分の中で保管されていたので
店先で思い出しただけです。

当然なにかのお返しなども
期待していません。

ただ私が三浦大知さんの
推し活をしていた時のように
何かの押しがあると
他の人から思い出してもらえる
回数が単純に増えると思うのです。

私自身がそうやって
推しによって人と仲良くできた経験を
持っているため
本当にいいことしかないなと
感じています。

これは私が接客をする立場でも
利用していて
私はなかなか人の顔を覚えるのが苦手なので
よりその人を想起させる特徴を
履歴に残します。

それはみんなが見るものなので
身体的特徴などではなく
その人が好きなものだとか
趣味を残すようにしています。

推しの芸能人の名前が聞けた日には
そのお客様の印象はより
強く残ります。

私は後輩の指導にもこれを使い
「もしお客様から特定の固有名詞が
 聞けたら
 それをクロージングに利用することで
 説得力が増すよ」
と言ったりします。

お客様とスタッフという関係や
いつもの提案が
お互いにとってオンリーワンになるのです。

日にちが空いて
その固有名詞がスタッフから出たなら
他は覚えていなくとも
お客様には「ああ、覚えててくれてるな
という印象を与えます。

そしてそれはお金を動かすほどの
体験となります。

現に私が知り合いのために
ウマ娘のお菓子を買ったように。

人に言えるような「好きなものがある」
ということは
経済を好循環に動かすことなのだと
思います。

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