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世の中は思っているより利害関係

アダムグラントさんの「GIVE and TAKE」を
読んだことがある方なら
知っている概念かもしれませんが

世の中には
GIVER(与える人)
TAKER(奪う人)
MACHER(元を取ろうとする人)
の三種類がいるとされています。

この本で示される
最も多い「MACHER」は
思った以上に多いと思う場面があります。

例えば私が
彼氏がいなかった時に
とてもよくしてくれた男友達は
私に彼氏が出来たとともに
離れていって

ああ、結局下心だったんだな
と内心落胆したようなことが
何度かありました。
私は純粋に友達だと思っていたのに。

ただよくよく考えると
私のような30代前後という年齢の人間は
一番損得勘定によって
人間関係を決める時期かもしれません。
それは人間が生きる上で
最もコストパフォーマンスを発揮する
時期だからかと思います。

30代前後の男女が
結婚に結びつかない出会いは
時間の無駄と考えがちなのも

仕事以外の時間を
投資やコスパで考えて
行動するのも
この、ひとしきり経験があり
かつ人生で最も動ける時間を
いかに無駄遣いすることなく
動こうとするからだと思います。

また様々な人生経験や人脈や知識を吸収する
10代から20代を超えると
ちょうどこの年代くらいで
それを絞り出す段階に入ってくる人が
多くなるように感じます。

まさに断捨離です。

おそらくそれよりも歳を重ねて
自分の体力の低下に気づくとともに
自分一人で出来ることが減っていき
はじめて人に助けてもらうことの必要性を
理解していくのだろうと考えています。

おそらくそれを体力があるうちに
理解できている人は
極めて少ないと思います。

体に悪いとわかっていつつも
将来のために健康を意識するということが
難しいように

人はわかってはいても
なかなか人のためには
動けないものです。

ただそれが普通なんだと思います。

だからこそ
それが出来る人が
一つ頭を抜きん出るのです。

成功するGIVERになるとは
やはり難しいものなのです。

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