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ファッションと音楽は比例する②


高校になってから
少しづつ情緒が安定してきて
流行りの音楽を聴ける精神状態に
なってきました。
それに伴って私のファッションは
急に飛躍します。

元々みんなと全く同じ音楽を聴くのが
性格上抵抗があったので
今度はみんなより少し早めのトレンドの
音楽を聴くことにしました。

当時の
「知る人ぞ知る最先端の流行りの音楽」は
レゲエでした。
今でこそ「ジャパレゲ」と言われる
そのジャンルの音楽は
私が大学生くらいになるとかなり浸透しましたが
高校の時は田舎の高校で
存在すら知らない人も多く
地元のCDショップでもほとんど置いていないので
私は当時地元でカリスマ的存在だった
友達からよくCDを借りていました。

彼女は地元では群を抜いてお洒落な子で
高校卒業後にはモデルさんになりました。
背も高く顔立ちも整っていて
少し日本人離れしていました。

芸術的センスがずば抜けていて
絵も抜群に上手く服もオシャレだし
音楽もマニアックなものをよく知っていました。

そんな地元では誰しもが知っているその子が
当時地味だった私と仲良くしてくれたのは
音楽や絵という共通の趣味があったからです。

私はこの時から
聴く音楽がオシャレでかっこいい人は
ファッションもオシャレでかっこいい
となんとなく感じていました。

ちなみにそんな私は冴えない中学時代から
レゲエの影響で民族系のファッションを
選んで着るようになりました。

今思うとファッションの知識も
ろくにないくせに
いきなり
ストローハット
民族系のアクセサリー
柄のシャツなど
上級アイテムに手を出したなぁと
思います。笑

大学に入ってレゲエが浸透した後は
バイト先で流行った頭文字Dの影響あり
またキャバクラでバイトしたこともあり
ユーロビートやトランス系の影響を受け
露出やファーやストーン多めの
ギャルファッションになっていました。
※愛読者はagehaでした。笑

その後社会人になって
大人しめの服装になるも
基本的にはクラブミュージックが
好きなので
ボーイッシュな格好や
ギラギラな格好も好きでした。

あと私が派手な格好をしていた当事者だから
わかるのですが
基本的に人は精神的の弱さに比例して
つけるアクセサリーが多い傾向があります。


自分の弱さを見せたくなくて
強めな格好をしてしまいたくなるのです。

タトゥーやピアスの穴なんかもいい例で
私はタトゥーもないしピアスは3つで
そんなに多い方ではないですが

その3つのピアスの穴は
だいたいいつもフル稼働でしたし
ブレスレットを二個とか
ネックレスを二個とか
カラコンにつけまつげは上下だし
それにさらに帽子を被ったり
顔まわりがかなりうるさい方でした。

三浦大知さんの追っかけをしだした時から
かなりカジュアル嗜好になっていきました。

三浦さん自体が音楽業界にいながら
あまり着飾るタイプではないですし
なんだかその地味とも思える出立に
芯の強さを感じて
心の底からかっこいいと思えたのです。

カラコンに上下まつげと
帽子とピアスとネックレスなんて
正直肩凝りまくりますし
なんだか自分の弱さを突きつけられている
感じがしていたのです。

時は2015年
時代的にももう
そういう派手な格好は
流行らなくなってきたのです。

つづく

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