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デジタルデュープをやりなおし

デジタルデュープというやつに挑戦して、なんとか写真は得られたもののネガ全体を撮影できず、「うーん」となったのが結構前のこと。

先日再挑戦して、色々分かった結果今度こそうまくいったので、覚書を記しておく。

まず、スライドコピーアダプタ自体にもベローズがついていることが判明した。両方のベローズでカメラ~レンズ~ネガ間の距離を自由に調整できるのだ。これを使えば、手持ちのレンズ(Ai AF Micro-Nikkor 55mm F2.8)でもネガ全体を撮影できる。

レンズ側のピント調節機構orカメラ側のベローズでネガが画面一杯になるように調整して、スライドコピーアダプタ側のベローズで写真にピントが合うように調整すればうまくいくようだ。

カメラ~レンズ前端までの距離:ネガが画面一杯になるように調整、
レンズ前端~ネガ面までの距離:写真にピントが合うように調整 と言ってもいい。

また、NX Studioになったことで、ピクチャーコントロールを自作できるようになった。この機能はもうちょっと前からあったような気はするが、それはまあいい。ネガ→ポジ反転をトーンカーブでやるのではなく、ピクチャーコントロールに登録しておくと便利がいい。何がいいって、反転した状態の写真を、普通の写真と同様に扱えることだ。トーンカーブが反転しないのだ。

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そんなこんなで再挑戦した結果、フィルムスキャナに比べてかなり高精細かつ柔らかな写真が出てきて打ち震えている。こんなに美しい写真だったのか。

※追記。

そういえば現像液を黴させてしまって、この写真から現像液をプロドール→(手元にあった)ミクロファインに替えたのだった。それもあるかもしれない。また過去のネガで確認しよう。


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