【はじめに】第2回 なんで起業なんですか？
「起業したい！」という意識高いあなたに聞きます。
なんで起業なんですか？
それ起業しないとできないんですか？
起業したら、できるんですか？
例えば、
美味しいスイーツ、サステナブルな服、○○なサービスなど作って世界を変えたい！
↓
スイーツ店、アパレル、WEB会社など、既存の会社に入社して作った方が早く確実じゃないですか？
○○な世界を変えるサービスを思いついた！
↓
過去～今まで世界中の人が思いつかないものなんてありません。それは、
・実現不可能
・儲からない
・強い既得権益がある
だったりします。
以前に元ZOZO前澤さんの前澤ファンドの応募に関するTweetを見ていたら、
「良いアイデアがあったら絶対応募してる！」
「俺には世界を変える○○なアイデアがあるが、アイデア盗まれるから応募どうしよう？」みたいなのが散見され失笑でした。
そのうちビジネスプランコンテストの話も書きますが、ビジネスプランコンテストというのは、
・その分野での実績があり
・プロトタイプも完成している
人たちの集まりです。
その中で「これが利益でて面白そうだね！」というのが優勝です。
要は、お金出せば完成品が必ず出荷される状態。が最低限のライン。
アイデアだけなんて問題外です。
・それは実現可能なのか？
・その商品・サービスのニーズはあるのか？
・既に世界のどこかにその商品・サービスはないか？
を調査し、
・実現するための人材の確保。
・実現するための金額の目安。
・実現後の利益予想から返済が可能。
を判断して、
・プロトタイプを完成
・ターゲット層ににテスト
好感触を得たので事業としてスタートしたい！
と起業する（ビジネスプランコンテストに応募）するわけです。
あなた（社長）がアイデアだけで経験もない。
人材も確保していない。
自分自身のお金もない。
プロトタイプもできていない。
このような状態でビジネスプランコンテストに応募しても入賞できません。
では起業できない？
できますよ！
お金を貯めて、自分のお金で起業すれば良いんです。
・人材が集まらなかった。
・製品が完成しなかった。
・売れなかった。儲からなかった。
自分のお金なら、誰も文句言いません。
あなたのアイデアで起業できそうですか？
やりたい事で食べていければ良いのですが、ビジネスなので自分が「できる事」や「求められてる事」をやった方が早く仕事で食べていけるようになると思います。儲かれば時間もお金も使えるのでそれから自分の好きな事をやりましょう。
良いアイデアを出す３ヶ条
・創業者自身が使いたいサービスであること。
・創業者以外が作り上げるのが難しいサービスであること。
・巨大に成長する可能性を秘めている事に人が気がついていないこと。
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