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女と猫 絵と私 

絵を描くのをしばらくやめていた時期がある。
ペンや紙や絵の具などの画材を引き出しにしまったまま触りもしなかった。
フルタイムで仕事をして帰ってきて家事の後、何かをやるにはくたびれすぎていた。

再開したのは仕事をやめて、iPadとApple Pencilを手に入れてから。
思いついたらすぐに描ける手軽さも手伝って、色々アプリを試して描くうちに面白くて夢中になれた。

そこらへんにタブレットを置いているから、思いついたら手に取って触るようになる。

これって、何かに似てる。

猫を飼ってた頃のあの感じ。
目があったら触る。にゃあと呼ばれたら触る。まとわりつかれたら触る。
そこにあるから自然に愛でる。


自分の場合、考えて推敲しまくった絵よりも、なにも考えずにサラサラと短時間で描いた落描きの方がいい味が出るようだ。
人から「これいいね」と言ってもらえるのも、大体こういう絵。

絵を再開した頃、2分ぐらいで描いた絵
時間を決めて何かを描くという、走りがき遊びにハマっていた。

描きたいものは女と猫
犬も男も描くけれど、描いてて楽しいのは女と猫。

画面に女と猫だけがいる絵づらがなんとなくしっくりくる。

夕立と黒猫と女

まだ、タブレットで絵を描くのになれてなくて、猫のしっぽが切れてたり、なにを間違ったか上部が2重になったり。色々と失敗してるけどそれも味があって好き。

そのまま保存してある。

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