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妹と2人、志摩スペインゴ村

2023.03.07&2023.03.08

 今回、1日目&2日目編。前日編は下より確認ください。

鶴橋駅→志摩スペイン村

 鶴橋駅に到着して一泊した翌日。奇跡的なことに6時15分に起床できた私は、妹に予定を早めるか聞いた。答えは是。7時11分発の賢島行き特急に乗ることにした。着替えと最終荷詰め、ホテルの無料朝食……最後の方は駆け足気味になったが、間に合うことはできた。

特急電車内より

 車両の最前席を指定し、特急料金を払って乗り込む。酔い止めを飲んでいたので、苦しむことなく乗り続けることができた。

鳥羽にミジュマルがいた。どういうこと……?

 志摩磯部駅から鵜方駅までの区間を走り始めたころ、今までのアナウンスとは違う声が聞こえてきた。今回の志摩スペイン村コラボの当事者、周央サンゴである。近鉄特急でアナウンスが聞けることは知っていたけれども。

 そして到着、鵜方駅。志摩スペイン村コラボに関係する要素がちらほらと見えた。

 バスを1便遅らせ、写真撮影と夕飯買い込みに勤しんだ。ホテルは朝食付きしか予約が残っていなかったので……。
 その後、志摩スペイン村行きのバスに乗り込む。コラボによる影響で乗客が多いからなのか、普段使っているだろう路線バスの車体ではなく、ツアーなどで使用するような大型の車体が到着していた。全員が乗り込んだら、補助席が出てくる事態になっていた。いや、多いわ。

ホテル志摩スペイン村

 到着してすぐにホテルに荷物を預けた。旅行は身軽に限る。

パルケエスパーニャ

 今回はホテルと接続された側の入り口から入場した。が、エントランス入ってすぐの広場に真っ先に向かう。

キャラパネルもいた

 来た記念の写真を数枚ほど撮ってから、エスパーニャ通りへ向かうことにした。

妹がアクリルスタンドを購入していた

 最初に行ったのはショップ「ピザ ラ ロハ」、ここでイチゴのチュロスが売られているらしい。周央サンゴとのコラボだからピンクなのか?

2人目のキャラパネル

 左側イチゴ味が私、右側チョコ味が妹。

 チュロスを食べ、とりあえずは1つアトラクションを楽しもうと歩き始めた矢先、ストリートミュージカルが行われていた。観客が多く、キャストさんはミュージカルのし甲斐があったんじゃなかろうか。とりあえず見ておいた。楽しかった。

左手におられる

 で、ちょうど近くにジェットコースターのアイアンブルがあるらしいので、乗ることにした。ジェットコースターが(一部を除き)狂気的に大好きなので……。

アイアンブルは室内コースター

 帰宅後にホームページを見てみたけれど、未来の「闘牛」がメカ闘牛VS武装人間になっているの面白すぎる。どうしたらそんなぶっ飛んだ設定になるんだ。

 アトラクション自体はすごく楽しかった。眼鏡付けてなくて細かいところは分からなかったけれど、コースタールートや速度、曲がり具合とかが爽快感満載だった。

 1つ目のアトラクションが終わり、軽食としてコラボメニューのワッフルを食べようという話になった。マヨール広場の「ミ カサ」へ行く。

 サンゴちゃんラテは注文しなかったが、2人とも苺ワッフルプレートは頼んだ。とても綺麗に飾り付けがなされていて良い。ホイップクリームもワッフルも苺も美味しかった。

 少し休憩できたということで、マヨール広場から北側のエリアを歩いてみることにした。

 フォトスポットのような謎の場所があったりしたけど……

 太陽の洞窟というものが妙に印象に残っている。というのも、この場所、エスカレーターであるにも関わらず素敵なイルミネーションが見られるのだ。ビックリした。

 エスカレーターを進み、そのまま歩き続けていると再びキャラパネルを見つけた。これで3人目。今回はデフォルメ調なのね。

 サンタクルス通りを進み、いろいろな展示を眺めながら何となくヨーロッパの知識を叩き込んでみた。アトラクションも楽しいけど、こういった展示も好きです。

 3Dアートのフォトスポット、花が沢山飾られたフォトスポットがあった。撮影していてとても楽しい場所だった……。

コシーナ

 と、歩いているとカルメン通りまで出てきた。「周央サンゴと見る 空とぶドンキホーテ」が上映されているらしいカンブロン劇場の前、再びキャラパネルと対面した。これで4人目、今回はフラメンコのサンゴ氏らしい。

 少し経ったらパレードが行われていた。すっごいな。
 パレードを見届けてから「スプラッシュモンセラー」に行く。

 妹前方、私後方で乗った。スプラッシュという言葉の通り、水しぶきが上がるアトラクションである。妹はあまり濡れなかったらしい。私は速乾する程度とはいえ、びっちゃびちゃである。まあ、座った位置と乗り物の形状からして当然である。

 さて、アトラクションを楽しんだのだからコラボメニューと行こうじゃないか。「アミーゴ」に行き、チュロサンデーを注文する。

 サンデーもチュロスも美味しかった。クッキーにプリントされたサンゴちゃん可愛いね。

 ということで、食べてから近くのアトラクション「グランモンセラー」に乗る。当然だよなあ、ジェットコースターだからな!
 滑走スピード、カーブ、とっても最高だった。風を切って乗る乗り物には、興奮ものの至高さがあるのだよ。

 勿論、アトラクションの後はスイーツ。チュロス。こっちのスモールバルのチュロスは揚げチュロスらしい。イチゴ味の方は提供が無かったので、個人的定番のシナモンを選択した。
 うまぉ!ピレネーを見ながら見るチュロスだから尚更。

期待値高いピレネー

 当然のことだが、チュロスを食べ終わってからピレネーに乗った。吊り下げ式のジェットコースターである。足元に支えも無いので、ゴトンゴトンと動いている最中はサァ……と足が竦むような心地がする。落ちるまでの猶予の時間で恐々としてしまう気持ちと相まって、昂って参りました……ごめんね、ジェットコースターに関してはこういう人間です。
 ひと時も考える時間を与えないような快感のある走行速度、ふわりと内臓が浮くような奇怪な感覚、時折襲ってくるぞわりとした感覚がたまんねえよなぁ!

 あっという間に終わってしまったピレネーに一旦別れを告げて、「アルハンブラ」へ向かった。

 夕飯をヒラソルにできなかったことが心残りになってしまわないように、折角だからここでスペイン料理を楽しんでしまおうという計画である。シーフードパエリャセットを2人前注文した。

タパス is 何?

 4種のスペインタパスが来る。料理ってどういう作法で食べるべきなのかわからないことが多いので、たいていご当地系や国系の時は困っちゃう。基本的に、スマホとかで必死に調べてから臨んでます。

 で、ゴボウのポタージュ。結構美味しかった。

 スペイン料理は特に作法などがあるわけではなく、楽しんで食べることがモットーらしい。助かった……。と待っていると、パエリャが完成して運ばれてきた。

食べてから写真撮っちゃった……

 人生、初パエリャ。
 味変のための調味料が付いてきたうえで、⑴そのまま、⑵ソース、⑶レモンの3回に分けて食べてみる。すっごく美味しい。今までパエリャを口にしなかったことを後悔したぐらい。今度どこかの店か探してパエリャ食べに行くかなあ。

頑張って良い感じに撮ってみた

 あっという間に食べ終わって、2人で5,000円。旅行支援のクーポン様様。

 さて、食べてからは丁度いい時間なのでカンブロン劇場へ行った。某コラボ上映を見るために。……と、ここで私は満腹になってしまっているのと早起きの弊害により大変、大変眠い。
 上映中、うっすらと意識は残っていたものの、寝た。

 上映終了後、眠気の残る身体を叩き起こしてから改めてエスパーニャ通りに行った。先に決めている分のお土産は購入して、さっさとキャリーケースに詰めておこうという作戦である。ポルボロン、オレンジケーキ、トゥロン(みたいな名前)を買い、こぶのついたパンであるガリシアパンも2つ買った。
 で、再びピレネーに乗る。17時を迎えたので、ここで1日目パルケは終了した。

ホテル志摩スペイン村へ

 366号室、荷物を回収してルームキーを貰った部屋に行くと素敵な部屋が待っていた。妹曰く「破格のリゾートホテル」、なるほどそりゃあ部屋の完成度は高いし部屋そのものが広いわけだ。

 ベランダだっけ、バルコニーだっけ?から見える景色が素晴らしい。

 勿論、一眼レフカメラを用意して撮影した。

 あと、トイレに皿があった。この志摩スペイン村、やっぱり皿があちこちにあるな……

 起きた。20時を越えていた。何たる失態、ずっと起きていたであろう妹とホテルの売店へ行く。お土産の伊勢うどん3袋入りを2個と、妹の所望したどん兵衛も購入した。

ガリシアパン

 部屋に戻り、パーク内で購入したガリシアパンを開封する。コンビニで買ったものも持ち寄り、夕飯を取ることにした。お箸をコンビニでもらい忘れていたようで、妹のお箸を割って使った。
 けど、実はきちんと貰っていたようで、翌日の荷造り中にリュックサックの小ポケットから出てきた。あはは……。

 夕飯を済ませると21時後半、入浴券をもらっていたひまわりの湯が最終受付22時だったのでとりあえず行くことにした。妹は行かなかったけど……。露天風呂に健康風呂もあってよかった。

 入浴後はやっぱりコーヒー牛乳にした。が、飲んだ感じが無いような気がした。普通のコーヒーかな、と思ったけど、どこからどうみてもコーヒー牛乳である。
 日頃のコーヒーの飲みすぎでただ麻痺しているだけだった。

 23時頃にひまわりの湯から戻ってくると、妹も入浴を済ませているようだった。ぼうっとしながら過ごす。

 夜のホテル志摩スペイン村の廊下からしか得られない景色がある。風情があって最高だった。
 0時過ぎ頃には寝た。

起床のち入退場

 7時台には起きた。正直、2度目のひまわりの湯をしても良かったのだが、まずは朝食をと会場に行くことにした。

いい眺め

 朝食は和食か洋食か……ではなく、宿泊客が多くなったのでバイキング形式になったらしい。時折見かけるスペイン料理は興味深かったので食べた。全体的に、結構食べた。特に美味しかったのは(ピザ型に切り分けられていた)厚めのオムレツみたいなもの。あと、ベーコンがカリッカリで超絶好み。良い朝食バイキングだった……。

やっぱりお皿多い

 それから部屋に戻って9割9分ほど荷造りを終わらせ、荷物を残したまま一度ホテルを出た。チェックアウトは11時までなので問題ない。

ホテルの外観

 昨日のお土産購入で唯一、赤福だけが買えなかったのである。売り切れていた。

 アナウンスもあるだろうからということで、今回は入場ゲートから入ることにした。ダルちゃんというキャラのボイス等々が聞こえてくるし、シャッターも上がっていく。良かった、ホテル側だとこういったものは楽しめないのでね。

 開場して入場、即座にアスタラビスタで赤福を買う。そのまま店を出てパーク内を進み、今度はホテル側の出口から退場した。この中の誰よりも我々が一番に退場したと言えるだろう。そりゃあそうだけど……。

 ということで、ホテルの部屋に戻り、最終確認ののちチェックアウトの手続きを済ませる。支払った金額は23,500円、朝食付きにあの広さクオリティの部屋と考えると確かに破格。コインロッカーに荷物を預け、昨日よりも身軽な格好で再びパーク内へ入ることにした。

2日目パルケ

 キディモンセラーに乗り、アイアンブルに乗り、グランモンセラー、ピレネーに乗る。

 12時になると、シベレス広場の建物からキャラクター達のドールが現れた。ちなみに、この時順番待ちをしていた本日2度目のアイアンブルは最前列だった。

 搭乗が終わり12時15分、5分後にカンブロン劇場で「周央サンゴと見る~」が上映されるということで行きました。昨日は寝てしまったが今日は起きてた!しっかり目を開けて見ましたとも。
 終わって劇場を出るとパレードが始まったので見物していた。ファンサが凄い。絶対にファンサが貰えるパレードはここにあった。

 その後、グランモンセラーとピレネーに1回ずつ乗り、ホテルへと戻る。途中、妹がチュロスを食べたいと言ったので揚げチュロスを購入しておいた。

 コインロッカーから荷物を取り出したのち、中庭の写真を撮ったので心残りはもう無い。キャリーケースを引きながら再入場し、正面入り口の近くにあるバス停を目指してパーク内を歩く。
 途中で軽食用にガリシアパンを2つ、500mlのソラン・デ・カブラスを購入した。水は酔い止め用である。

 妹が最後に寄りたいと、総合インフォメーションの中に入っていった。一緒に入っていくと、周央サンゴのバーチャルアンバサダー任命証が飾ってあったのである。

 ……今までに撮る機会はあった筈なので、絶対この妹は今まで忘れていたんだろう。思い出せてよかったねぇ。

旅行は時間との勝負がつきもの

 14時45分、パーク正面玄関前の入り口からバスに乗車した。客が多すぎて、2台に分けての運航になったらしい。1台目のバスに乗り込めたが、乗るまでに時間がかかり出発は50分だった。
 15時5分出発の特急に乗れるかどうか分からなかったので、妹に現金を持たせて購入する乗車券の価格を伝えておいた。私はICOCAなので、鶴橋でチャージできれば問題ない。特急券をオンラインチケットにしようと決めて、購入画面を待機させた。

 15時1分、バスが鵜方駅に到着する。爆速でバスを降り、妹には券売機まで走ってもらう。キャリーケースを持った私も鵜方駅のエスカレーターを駆け上がり、ICOCAで改札を抜けた。と、同時にスマホで特急券を購入。15時2分には購入完了で、無事に乗車することができた。クレジットカード、持っていてよかった……。
 何を詰まっているのか、妹がなかなか来なかったけど、まあ15時3分には無事に改札を抜けていたので良しとしようじゃないか。

何とか乗り込み席に座れた

 出費計算をしながら、スマホを適当に触っていると鶴橋駅に着いた。ここから、JRと阪急、モノレールを来た時とは逆の道順で進んで空港に行く。

ヨドバシ

 空港に到着し、荷物を預けてから551の肉まんとくくるのたこ焼きを購入した。搭乗口が少し遠かったので念の為に走って向かったが、10分少しの余裕はあったと思う。でも10分だったらそんなに悠長にしてはいられないが……。

 伊丹から松山へ行く飛行機の便に乗り、定刻通りのフライトで帰れることになった。やっぱり、個人的にはJALよりもANAの方が好きだなあ……。iPhoneのウォレットで見られるチケットも、ANAならば搭乗口が書かれてあって良心的だし。

 おみやげ。赤福は一緒に写らなかったけど存在はしています。
 志摩スペイン村、コラボ終わっても行きたいレベルの魅力があった。たぶんアレは立地だけがトンデモな致命傷になっているような気がする。でも、あの立地だからこそのあのクオリティあの広さになっているのかもしれないけどね。
 楽しかったです!行きたいって言ってた妹に感謝。

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