10月5日 入院6日目

 え、一日早くないですか? と思いながらスマホを開いています。ベットで横になってただけで1日が終わろうとしています。こんなことがあっていいのか。
 なんだかんだ1週間近く入院してるのかーという気持ちと、もうそんなに経ったんですか!? という驚きが同居しています。思ったよりもてんやわんや、秋だった。ようやく生活の変化に適応できてきたところで退院なので、この経験が今後に活かされたりとかはなさそう。6時頃に起きて9時頃に寝る生活とかね、普通に生きてたら中々に無理難題ですからね。特に9時就寝。薬の効果なのか環境の変化に疲れてるのか、今は不思議と眠れていますが、どうやってるのか自分でもわかりません。
 耳は正直変化なしという名の不調続きでしたが、今日はシャワーの音が昨日よりはっきり聞こえて、それが嬉しかったです。高音域が死んでることを一番実感するのが水音周りで、トイレの音とか風呂場の音とかの聞こえ方がかなり変に感じる状態なので、ちょっとだけでも前と同じようになってくれて良かった。外の事は良くわからないけど多分雨音とかも違う聞こえ方をすることでしょう。折角なので明瞭に言語化できるうちに言葉にしておくためにも、少し頑張ります。
 今は水を流した時に聞こえる音のうち、壁とか床とかに飛び散る所謂"飛沫"の音が聞こえなくなってるので、音としての情報量が少ない、ように感じます。シャワー中に片耳を塞いだ時の、細かい音が拾えなくなる感覚に近いです。近いですと言いましたが、シャワー中に片耳を塞いだり普段はしないのでバイアス込みの主観になります。手を洗ってる時とかもかなり変な感覚に陥るのですが、こちらも日に日に改善はされている、筈です。聞こえの改善は左耳だけで情報を処理することに脳が慣れてきただけなんじゃないかみたいな杞憂もあったのですが、右も良くなってくれてひとまず安心です。早くもっと安心させて欲しい。さらに言えば折角専門家に面倒見てもらってるのだから、前よりも聴力が優れていくくらいの恩恵が欲しい。夢は大きく持ちます。

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