10月6日 入院7日目
日曜日の夜です。週末です。耳の調子はまあまあ良いです。そんな感じ。
1週間前には全ての音が朦朧として右耳がついてのか外れてるのかわからないほど感覚が死んでたのですが、お薬を処方され病院食を取り毎日そこそこに睡眠をとった結果、まあ何とかやっていけそうかなと思えるくらいには回復しました。良かった。回復といっても耳の違和感は変わらずありますし、耳鳴りもしますし、高音は聴こえません。完全でも万全でもないですが、機能不全でないだけでありがたいと思うことにします。少なくとも、生活の全てがすっかり様変わりしてしまうみたいな事態は回避できそうですし。
しばらくは定められた通りの生活スタイルを守ったり、飲みなれない薬を飲んだり、睡眠を殊更大切にしなければならなくなったりがあって、その先に最終的な結果が出るわけです。結果というか、後遺症というか。それが軽いか重いかあるのかないのかも現状だとわからないので、当面は不安と同居することになります。あるいはずっと。ずっとこの感じだったらかなり嫌だなというのが嘘偽りのない本音にはなりますが、こればっかりは選べるものでもありません。自分の人生の中で本当に取り返しのつかない事態に陥ったことって今までに一度も無かったのだなと考えさせられるほど、今まで気にしてこなかったことを気にしています。
突発性難聴のあれこれがあまりにも前触れなく全てを変えてしまったので、治らなかったら一生モノのトラウマだろうという一方で完治したらすっかり忘れてしまいそうだなとも思います。それくらいあっという間だった。後ろ向き人間として多分完治はないと思ってるので、前者として今後も脳裏に残り続けることになるのですが、ベッドに入ってから起きた直後のあの違和感は今でも鮮明に残っています。などと重苦しく書いてみましたが、たかだか1週間前なんだから当たり前かも。いつかそんなこともあったなーって語れるようになりたいものです。
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