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まとめ:ねこチップの選び方

祖母の植物を世話していたら植物好きになってしまい、とくに用土配合を頑張っていたときに発見した水やり楽々用土…それがねこチップです

ねこチップとは?
 インスタグラマー花森家さんが販売してる園芸資材
 観葉植物の用土で、原料はココチップと日向土
 汚れにくいので植え替えが秒で終わる
 排水性と保水性がよく水やりに失敗しにくい

ねこチップのいいところ 
 ココチップは燃えるゴミで出せる
 日向土は再利用できる
 空気を多く含み植物の育成に良い
 手が汚れないので植え替えが容易
 重量が軽い
 土の匂いがしない
 虫がわかない(わきにくい)
 見た目がおしゃれ

ねこチップの考えどころ
この項目は小歌個人の感想です

 完全に乾燥すると吸水がこなれるまで時間がかかる
  これを防止するために半乾燥での出荷だそう

 重量が軽すぎる
  背の高い樹木には重い鉢を使ったほうがいいかも

 サイズ選びに迷いがち
  観葉植物はMからLL
  蘭などはL〜LL
  草花はSS〜S
  あとは根っこの太さと相談する

  「とりあえずM」でも大概は問題ない

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ねこチップの選び方

 花森家さん12/14インスタライブより抜粋

L(旧名:アントニオ)
 4〜5号ポット向け
 基本のねこチップ

M(旧名:クルミ)(さらに旧名:アントニオjr)
 2〜3号ポット向け
 旧レシピのため廃盤
  →要望があり復活・改名
 モンステラやアンスリウムの用土に

S(旧名:アントニオjr)
 2〜3号ポット向け
 赤玉土中粒ほどの粒度
 入門向けねこチップ

SS(旧名:アントニオbaby)
 アロカシア専用土として誕生
 ココ繊維によりふわふわ感を強化
 子苗の養生に
 子芋ができる植物の用土に
 根の細かい植物の用土に
 入門向けねこチップ

LL(旧名:小鉄)
 大きくなった植物の鉢増し用
 粒が大きくココ外殻を含み粒が硬い
 アンスリウムや蘭の用土に

ねこのふわふわ
 チップ製作時にふるい落とされた長い繊維
 水苔のように使用する想定
 ビカクシダの板付けに

ねこのふわふわエクセレント
 より細かい繊維のふわふわ
 ふわふわに比べて在庫が潤沢

ねこチップSP
 ねこの登り棒(別売)に詰めるためのチップ

追記
※小歌個人の感想も含まれています

 ねこチップの特性

  保水性が良く排水性も良い
   ラベンダーなどの「難しい植物」と相性が良い
   オージープランツとも相性が良さそう

  新品のねこチップには肥料成分が含まれない
   よってマグァンプ(推奨)で補う必要がある
   微粉ハイポネックス(推奨)を使うとより良い

  ねこチップは粒度を揃えなければならない
   くん炭など細粒のものは根詰まりの元になる
   中古のチップを混ぜる時も粒度に要注意

  使い古しのねこチップ
   使い古しのねこチップは肥料成分が豊富
   よって新苗や挿し木には使わない方が良い
   庭などに撒くと土壌改良効果がすごい

ねこチップDIYについて
  自作については「買った方が早い」のだけど
  時間のある人は楽しいので作ってもいいと思う

 材料
  日向土
   ホームセンターとかで買う
   どうせならリッター単価65円を切りたい
  ココチップ(ハスクチップ)
   専門業者からネット通販で仕入れる
   リッター単価25円を切りたい(送料込みで)

 作り方
  ココチップをふるいにかける
   落ちた微塵は「ココピート」になる      

  繊維を落とすため袋などに入れて振りまくる
   繊維がからまり「ふわふわ」になる(はず)
   大きい鉢に入れふるい飛ばす(人力だとこれ)

  粒度を合わせるためふるいにかける
   粒がばらついているので荒いふるいにかける

  日向石を洗いまくる
   理想は真っ白になるまで
   実際は微塵が落ちる程度になる

  同じ粒度の材料を合わせる
   配分は花森家さんが公開して下さってます🫶   

自作チップ失敗集
 くん炭とゼオライトをしこたま混ぜた
  チップがガッチガチになってプリムラが枯れた

 ココチップの代わりにココ繊維を使った
  鉢の中が爆渇きしてデージーが枯れた

 パーライトをしこたま混ぜた
  パーライトが苔の塊になった

 原料をふるわずに合わせた
  ココ繊維に微塵が絡み森の香りのヘドロができた


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