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会社も政府も意外とテキトーで回っている

自分は「責任感が強い」人間だと思いますか?
僕は自分で言うのもですが、
責任感を強く感じてしまう傾向にあります。


それによって苦しんできたこともありました。
例えば先日会社で「請求書の金額間違え」がありまして。


✔️自分がしっかり金額を確認してなかったからミスってしまった。


なんて考えて凹んでまして。
もちろんそれはそうだけど、
本来は他にも原因はあって。

請求書を発行した事務の人、
その金額で問題ないといった得意先の人。

自分以外の人もかかわってるし、
自分が100%悪いわけじゃない。
なのに自責100%として背負って考えがちになってしまう。

そんな時、取り入れて楽になった考え方がありました。
今日はそれを共有したいと思います。




世の中はチョロい

最近読んだひろゆきさんの本、
「1%の努力」
にこんなことが書いてあり、
今の自分に刺さりました。


世の中はチョロい。
以外といい加減でもちゃんと回っていく。
会社も政府も意外とテキトーで回っている。
自分のこと完璧だって思ってますか?
職場や周りの方はみんな真面目に働き詰めてますか?
所詮自分を含めたそんな不完全な人間で世の中は回っている。
「人間なんて一皮むいたらそんなものだ」と知っておく。


この話と一緒に学生時代のアルバイトエピソードで、
手を抜いてもしっかりやっても同じ時給、
テキトーにやろうよみたいな話をしてましたが、
僕にもそんなエピソードがあったのを思い出して。



夏休みのアルバイト

スクリーンショット 2021-07-30 18.48.33

大学1年の夏休みの短期アルバイトで「製本工場」で働いたことありました。
22時~8時で日給1万円ぐらいだったかな?
それを3週間ぐらい。


当時スケーターファッションが好きで、
「カリマーのリュック」が欲しいって思って。
↓こんなやつ

スクリーンショット 2021-07-30 19.04.24

ナイロンパンツの右だけ膝下ぐらいまで捲って、
(※スケボーする人はオーリーなどのトリックをするとき、
  右足が起点になり、動かしやすくするため捲るらしい。
  ちなみにスケボーはほとんどやったことないw)
これを背負って大学にいきたいって思いまして。
マグロ漁船に乗る勢いでバイトに行きました。


そしてバイト初日。

作業開始時間になり、
社員が3~4人やってきて、
集まった作業員を社員の人数に班分け。
その社員について行き作業開始。


バイト初日の作業内容は、
通販カタログが10冊ぐらいベルトコンベアーからどんどん流れてきて、
それひたすらパレットに積んでいく作業。
始まって数分経つともう腰が痛すぎて痛すぎて・・・
もうこのバイト続かんって思いましたね。


50分やって10分休憩みたいな流れで、
その休憩時に当時は喫煙者だったので、
たばこを吸いに喫煙所へ。

そしたら少し年上のベテラン作業者に出くわして、
「1本くれ」みたいな流れだったかな?
でなんとなく会話が始まって。

話してると音楽や服の趣味がめっちゃ合うことが分かり、
休憩のたびにこの人と談笑。
そんな折、「このバイト明日来るか微妙ですわー」って言ったところ、
「あー、そしたら明日出勤したら俺のとこ来て」と。


その日の作業が終わり、
日当の1万円が支給される。
現金手渡しの現場でめっちゃ疲れたけど、
現金もらえるとテンション上がりますよねw


そんなテンションと約束しちゃったし、
ということで次の日もとりあえず出勤しました。
そこで先輩を見つけて話しかけると「こっちにいろ」と。
また何人か社員が来て班を分ける。
先輩はその社員を見てさっと移動。
僕もその先輩について行く。


そして作業スタート。
今日の作業は、、、、
同じくベルトコンベアーで雑誌が流れてくるのですが、
ビジュアル系バンドの専門誌が一冊単位で流れきて、
4つに折りたたんだポスターを載せる。


それだけ・・・・。


えっ!


しかも雑誌が流れるスピードもゆっくりで逆に暇なぐらい。
15分ぐらい立つと「交代だ」言われて代わりの作業員が来る。
さすがにこれで終わりじゃないだろうなっと思ったら、
倉庫の隅に集まってる集団がいて、
なんとそこで休憩。


そんなこんなでこの日の作業は終わり、
また一万円が手渡しに。


次の日も先輩は社員に合わせて動く。
そしてついて行く。
この日は本の元みたいな紙をビニールから剥がす開墾作業。
これはただっぴろい倉庫での作業で、
流れてこないので自分のペースで進められる。

いろいろ話を聞いてると、
作業によって難易度がだいぶ変わってくる。
ベテランは楽な仕事を知ってるが、素人は分からない。
そうすると、おのずと大変な作業は素人に行き、
そして辞めていく。
また新しい素人が入ってきて、
そして大変な作業が回る。


そんな感じで期間はこの先輩と、
その仲間達のおかげで期間満了。
一か月弱で14~5万ぐらいの貯金が出来ましたとさ。




同じ職場で同じ時間・同じ給料なのに労働条件がこんなにも違う。
いい加減になれる場所を探せって話ではなく、
世の中良く見ると、
自分が思っている以上にテキトーな所があったりしませんか?


向かいの人はPCをバチバチ打ち込んでるけど、
本当にそれは仕事なのか?

営業の外回りって言ったって、
どこまで回ってるのか?

どこまでが真面目でどこまでが非真面目なのか?

別に外回り中に休んでても、
休むことによって効率が上がるならそれは仕事の一環だし。
よく考えるとそこの線引きって難しいですよね。
それぐらいこの真面目って概念自体も、
実はテキトーな表現なのかもですね。


真面目にやらなきゃ、
サボっててはいけないって考えこんで、
自分の心身を痛めつけて病んでしまうぐらいなら、
この「世の中以外とテキトー」って考えで動いて、
少しペースを落としてもいいのではないかと思いました。


人生はマラソン、なんて言うじゃないっすか。
周りの景色のキレイさやその場で感じる空気の匂い。
そんなことに気付けるペースで走るのもいいのかもしれないですね。


本日もお付き合いいただきありがとうございました。ではまた。

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