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悲しみとともにいること#81

しばらく日記を書くのをやめてみた。

それは年末年始はゆっくり休もうと思ったからだ。

何をしようと思ったわけでもない。ただ、その時にしたいことをその時の気分のままに。

さて、その結果今どうなっただろうか。

ここ最近の自分の生活や気分を思い返してみると謎の停滞感があることに気がつく。ただ子の停滞感の原因はわかっている。

それは描いた未来が叶わないだろうという悲しみだ。このだろうというのは、あくまでも可能性の話に過ぎない。つまり絶対叶わないなんてことはないのだ。それにも関わらず、客観的にみて、一般的にみて、それは実現不可能だろうという予測が立つ。

もうひとつの悲しみがあるとすれば、その予測を超えてやろうという意志や活力が今の自分にないことだ。ありのままの現実をそのまま受け入れてしまうことに慣れすぎてしまっている。

この自分にとって望ましくない状況をただ受け入れる、ということはこれまでの環境で獲得してきた生存戦略だろう。

そんな悲しみの中にいる自分に唯一の希望を感じるのは、この悲しみを誤魔化したり正当化していないことだ。ただこの悲しみを感じることができている。

そう思えば、随分と遠くまできたように思う。

こうやって自分のことを感じてみると多くのことに気がつく。

まずはこの停滞感から脱したい。

恥ずかしさや恐れがあるが、またもう一歩踏み出してみようと思う。どうやら自分にとって日記を書くということは非常に大切なものらしい。

また、ここから。ひとつずつ。一歩ずつ。

2022.1.5.22:16

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