その場に行くこと

僕はバスケットボールをかれこれ20年近く続けている。続けようと思って続けたわけではなく、気が付いたら続いていたという感じだ。一言でいうと「すき」なのだろう。

今日、ウインターカップと呼ばれる高校生の全国大会を見に行った。たまたま知り合いの方のチケットが余っており、お誘いしてくださったのがきっかけだ。実はこの方も別の方からチケットをもらっており、その別の方が僕の大好きな方だったのが面白い。いいものは回ってくる。循環という言葉が自然と沸いてくる。

会場に到着してまず感じたのは、本当に行われているんだ、ということ。万全な感染予防対策がとられた入口、人で沸いているはずの観客席、騒がしい応援があるはずのコート内。どれも新鮮だった。そもそもバスケットボールの全国大会にくるのが久しぶりだったのもあるかもしれない。そして、これは実際にその場に訪れたからこそわかったことだろう。

結果的には、1試合とちょっとしか見れなかったが本当に行ってよかったと思う。自分がバスケットボールが好きであることを思い出させてくれたからだ。もちろん、ウインターカップを見にいかなかったとしても、バスケットボールを好きかと聞かれたら好きだと答えていただろう。でも、熱量が違ったはずだ。この場に行くことで熱量を高校生たちからもらっていたのだと今気づくことができた。

抽象度を上げて学んだことを考えみると、自分の熱量が下がり気味な時には、熱量が高い場に参加するといい、ということだ。それもオフラインがいい。目で、耳で、肌で、感じることが僕には必要らしい。

あぁ、やっぱり、僕はバスケがすきだ。バスケットボールに出会えて本当に嬉しい。また、世界に感謝することがひとつ増えた。

2020.12.27.18:35

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