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大切なのは、希望を持つこと#84

それは簡単なことではない。

とてもじゃないが、今を必死に生きるだけでぎりぎりだ。あるいは、現実を受け入れたくないから必死に目を背ける。逃げる。

そんなことを自分に言い聞かせるかのように思って、これまで希望を持つこと自体を諦めていたように思う。

ただ、こんな自分でもこの1年間くらいで希望が持てるようになってきた。

そうなってみて驚いたのは、希望は心地のよさだけを運んでくるものではないということだ。痛みや苦しみ、悲しみを伴うものでもあった。希望は憧れでもあり、あのようにはなれないという現実を突きつけられたかのような気分にもなるからだ。

それでも、自分の生に対する衝動を掻き立てるものだった。

今、自分は「生きよう」と思っている。「生きよう」と思って生きようとしている。いや、すでに生き始めている。

僕にとっての希望とは、人と人との関係性のことを指す。

すべての関係性ではない。僕に力を沸かせてくれるような関係性のことだ。

そのような関係性とそうではない関係性とを比較してみると、湧いてくるのは「解放」と「制限」という言葉だ。

関係性という力は、ひとりではできないと思ったことをいとも簡単に越えさせてくれる。解放してくれる。

それはコーチングを受け続けたからなのかもしれない。カウンセリングを定期的に受けたからかもしれない。多くの友や仲間と分かち合ったからなのかもしれない。

僕は今、人と人との関係性という希望を切り口に、自分との関係性の可能性を解放させようとしている。

願わくば、抽象的な言葉遊びで終わらずに、この現実世界に、確かなものを創り出していきたい。

別に全員にとって生きる上で希望が必要なわけではない。僕にとって大切だったというだけだ。

未来の自分に聞きたい。

今のあなたの希望は何?

2022.1.17.23:35

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【こちらは2022年6月よりawai Lagunaの活動へ移行します】 リフレクションジャーナルを綴ることにご関心がある方はawai Lagunaにご参加ください。 https://laguna.awai.space/about

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