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大島弓子さん


大島弓子さんを知っていますか?

大島弓子(おおしま ゆみこ、1947年〈昭和22年〉8月31日 - )は、日本の漫画家。女性。栃木県出身。萩尾望都・山岸凉子・竹宮惠子と並び、少女漫画界において「24年組」と呼ばれる一人である。
(Wikipediaより)

代表作はバナナブレッドのプディング、綿の国星、グーグーだって猫であるなど。



今日は大好きな大島弓子さんの作品について少しお話ししたいと思います。

【ディーゼルカー】


私が初めて読んだ大島弓子さんの作品は【ディーゼルカー】です。

(ここから一部ネタバレあります。)


私の母は大島弓子さんの大ファンで、昔から家の本棚には大島弓子さんの作品が沢山ありました。

その中でもこの【ディーゼルカー】は絵本(絵物語)なので手に取りやすく、色鉛筆で優しく描かれた絵がとにかく可愛く、小学1年生の私にも刺さるものがありました。


ーあらすじー
幼い頃、婚約をした黄野子と君太は、どちらが「花嫁さん」になるかで大勝負をはじめる。お化粧に子育て…いろんな競争に興じるふたりの行く末は…!?
ーーーーーー


最初は物語の内容が分からず字も多くて絵ばかり見ていた(悪口を言い合うシーンは好きだった)のですが、高学年になるにつれて内容も自分なりに理解しました。



人それぞれ魅力的に感じるものが違うのは自然なこと、多様性があるのは当たり前。

性別にとらわれて、その性別らしくしなくてもいい。自分のなりたい自分らしく、自分達らしくいればいい。

小学5年生の私は、こんなふうに解釈していたと思います。私にジェンダーを教えてくれたのは間違いなくこの作品です。この考え方は今でもずっと変わりません。

40年以上前の作品ですが柔らかいイラストと雰囲気は新鮮に感じられます。ツボです。


物語の結末がとても素敵なので、ぜひ最後まで読んで欲しいです。



今日のトップ画は、母から譲り受けたチビ猫(綿の国星)の複製原画。

他にも好きな作品は沢山ありますが、また別の日に書きたいと思います。手元には大島弓子セレクションしかないので、久しぶりに他の作品も読みたい。実家行かなきゃ。




今日はこの前作ったトマトソースでオムライスにします。

ここまで読んでくださりありがとうございました。






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