子どものお絵描きにどういう関わり方していますか?
siroi絵画造形教室を運営している楠と申します。
普段は絵画造形教室で講師をしながら、
絵画制作、ドライフラワー作品の制作、
展示やアートイベントの企画などを行っています。
現在はsiroiを運営していますが、
以前は別の絵画教室の講師を行なっておりまして、
幼稚園や保育園のレッスンも含めて毎月200名以上の子ども達とワイワイ楽しく絵画造形を行なっておりました。
そんな風に子ども達と毎日絵画造形教室を楽しんでいる私(32歳男既婚2歳の娘1人)が、
特に絵を描いたり作ったりする事が好きな子どもを持つ、親御さんに向けてお伝えしたい事があります。
子どものお絵描きにどういう関わり方していますか?
もしかしたら気にした事がない事かもしれません。
普段幼稚園や保育園、小学校などでたくさんの絵を描いて来ると思います。
描いてきた作品はたくさん見るけど描いている所はそこまで気にしていない方がたくさんいらっしゃいます。
でもそれはとても残念なことなのです。
なぜなら、
絵は描いているところが一番面白いからです。
言い方を変えると、
子どもの絵画造形の成長は制作の過程がとても大切だということです。
例えば、緑一色に塗りつぶされた絵を子どもが、保育園から持って帰ってきたとします。
その絵を見て、親として感想を言う時思いつく言葉としては
「緑がたくさんだねー!」
「原っぱを描いたのかな?」
「頑張って塗ったね!」
この辺りが思いつく所だと思います。
でもそれは仕方のない事です。
緑一色だと情報が少なすぎて、褒めたくても褒めれないのです。
ですが、もしその緑色が
「黄色と青色のクレヨンで混色した緑一色」
だとしたらどうでしょうか。
プロセスが増えると、それがどんどん絵の魅力として作品に反映されていきます。
それをやろうと思った子どもの気持ちにも寄り添うことが出来ます。
出来上がった作品を見るだけでなく、
なぜそれに至ったかまで深く掘り下げてみると、その子の成長を感じるきっかけになります。
これからもnoteで絵や工作の関わり方を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
楽しいアートライフを!
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