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貼る鎮痛剤

数年前の骨折から悩みの仙腸関節炎。最近悪化したため、かかりつけ医からジクトルテープが出た。

単なる局所的な湿布と違い、どこに貼っても全身に作用するという。

もともと癌の鎮痛に使用されていたのが腰痛にも保険適用になったそうで、試しに整形外科用の低量で処方された。

腰ではなく前腕に貼ってみる

1日1枚24時間

しばらくして段々と痛みが収まりだした


癌の疼痛管理はなかなか難しいらしい
よく痛みで苦しむという手記を見ることがあるが、これは知人看護師も、緩和ケア医からも、「疼痛管理に詳しい医師だと痛くない」という。

ジクトルテープも研修を受けて登録した医師が使えるようだが、もしかしたらこのような痛み止めは多いのかもしれない。

つまり研修を受けてない、そもそも存在すら知らない、知ろうとしない医師も多いかもしれないのだ。


実は母の認知症も数人の医師が長谷川スケールが満点で、物忘れもないし、脳の萎縮がないから、と否定していたが、1人だけ話を聞いただけで、前頭側頭型認知症の可能性と西日本で一番有名な病院を教えてくれた医師がいた。

周りからも家族からも、批判受けながら診察まで3カ月間予約待ちをしたが、
結果は
*前頭側頭型認知症(嗜銀顆粒性認知症)
*ラクナ梗塞
*正常圧水頭症
と診断され、鎮静剤を処方され、ようやく暴言暴力が収まった

その後ひとりの医師から
「そう言われたら確かにそうでした。心理検査しようにも拒否されてデータ取れない→認知症ではない、としたけど、そもそも拒否自体が認知症の症状だったとは不勉強でした」
といわれた

その後大腿骨骨折で運ばれた外科では医師が教科書でしか読んだことがない、と言いだし、正月にも関わらず慌てて主治医が説明に行ってくれたこともある

また認知症外来を標榜していても、脳血管障害とアルツハイマーしか知らない医師や、認知症には誰にでもアルツハイマーの薬を投薬し、状態を悪化させる医師もいる


昔、私が亜急性甲状腺炎になったときも医師はその病気を知らず、検索した私は拝み倒して調べてもらったら、異常が出たことがある

医師は万能ではない

自分の得意分野であれ、勉強しない医師もいるのだから、
癌の疼痛管理についてや緩和ケアの研修を受けたか、などもよく調べ、また発表論文なども検索して、選びたい、と
テープを張替えながら思った。


因みに仙腸関節炎は痛みがあるが、その他は沢山食べられない以外は体調がよく、今日は海老フライカレーである。

1ヶ月前は粥だったのに、漢方の底力は凄い

大学病院の腫瘍内科によると、あと2ヶ月足らずで私は寿命らしいが、さて。


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