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Amazon Echo 5を買った

Amazon Echo 5を買った

買いました。昨日(2/5)の夜に届いて今は控えめな音量でクラシックをずっと垂れ流しています。
いろいろカスタムしてからいい感じの記事にまとめようかと思ったんですけど、導入最初にやったこととか苦労話は早めに書いておかないと忘れそうなので、購入を決めたこと~半日で設定したところまで一旦書きます。

なぜ買おうと思ったのか

「今持っているデバイスだけでは足りない」

そもそも過去に何度か検討してはいました。Twitter見ると定期的にアレクサすげーぞ!みたいな広告流れてくるので(一人暮らし+ペットでアレクサ3台?使いこなしてる人すごいですよねアレ…)
でもうちはそんなにスマートな家電ないし、そもそも狭いし、実は音声でないにしろスマホでエアコンや照明を操作できるデバイス(ここリモ。スマートな赤外線リモコンです)はもう持っていたので、まあいいかとずっと思っていました。
しかし、1月、仕事初めのある日のこと。

サーキュレーターを切り忘れて出社したような気がしました。

コレ自体はたいしたことではないです。エアコンはきちんとここリモで時間になったら切れるようになっているので消し忘れはあってもサーキュレーターだけですし、サーキュレーターを1日つけっぱなしにしたところで電気代なんてかなり誤差です。でもそのときは仕事が忙しくてどう頑張っても帰りは21時過ぎになる。その間……かれこれ12時間以上誰もいない部屋の空気を回し続ける……そのことにすごく「無駄」を感じてしまったのです。
ここリモはサーキュレーターには対応していません。エアコン、照明、それからテレビのリモコン操作できるものにのみ対応します。
ここでようやく「サーキュレーターも自動オンオフできたほうが楽なのでは?」という発想が出てきました。

ちなみにこの日、帰宅したらサーキュレーターは切れていました。切り忘れて出社した「気がした」だけでした。外出先から状況が確認できればこの「気がした」も「気のせいだった」に変えて安心することができるな~と思ったので、何か対策を練ろうという気持ちはより強くなりました。

「SwitchBotを買う」

見出しが結論ですが、ここに至るまでにはいろいろ考えました。
最初はぐりっと回して指定時間になったらオフにするような物理タイマーを検討しました。こういうやつです。

ただ、こういうやつなら確実にオフになりますが、そもそも付け忘れた場合には対応できません。どうせなら切れるだけでなくつけることもやりたい。
そうこうしていろいろ検索しているうちに、スマートプラグなるものを見つけました。スマートプラグというのは雑に言うとスマホとかでコンセントへの通電を操作できるやつです。
大きさや物理オンオフのしやすさ、価格、AlexaやGoogle Home(この時点ではアレクサ導入まではまだ決めていなかった)対応等総合的に見てSwitchBotのスマートプラグを購入しました。

ちなみにアマゾンへのリンクを貼っていますが、ここ数年のアマゾンは荷物の扱いや返品周りの評判が悪すぎるのでヨドバシで買っています。

SwitchBotの設定などは本筋から外れるため割愛しますが、結果としてうまくいきました。SwitchBot単品+スマホだけでも音声によるオンオフはできますので(GoogleアシスタントorAlexaアプリと接続すればいい)、とりあえずの目標はこれで達成しています。エアコンと同様、指定時間にオンオフするようにタイマー設定もしました。

「Alexa or Google Home」

当面の目標は達成できたとはいえ、スマホのGoogleアシスタントからの音声操作にはいくらか問題もありました。スマホで別のアプリを使ってるときには「OK Google」が反応しないのです。それはそうだ。
また、使っていないときでも長時間ロックした後だったりするとGoogleアシスタントがバックグラウンドから消えるようで、いちいちホームボタンを押してGoogleアシスタントを起動してから声をかけないといけない。手がふさがっているときや忙しい朝にこれはちょっと手間でした。(あとスマホ開いちゃうとそちらの通知とかに気を取られるので…)

なので、スマートスピーカーも導入することにしました。様々ありますが、将来性を考えるとAmazon AlexaかGoogle Homeの二択です。はっきり言ってここで国産()なんてことを言っていると数年後にはゴミになります。ここリモのように。(ここリモは2022年末でサービスを終了します。なにそれ???)

私は結構根が深いタイプのGoogle信者(林檎アンチと言ったほうが正しい)なのでここはやはりGoogle Home…!といきたかったのですが、調べているうちにGoogle Homeの小型デバイスは既に販売終了となっていたことを知りました。

このときは置き場所の問題もあってGoogle Home MiniとEcho Dot第3世代を比較していたので「販売終了…!それはつまり…将来性…!」となってしまいました。
ちなみにこの記事を書くために今あらためて調べてみたら「Google Next Mini」という後継商品がありました。最近か?と思ったら2019年に出てる!えー!?私ちゃんとgoogleの公式サイトまで行ってHome Miniの販売終了の文字とでけえほうのGoogle Homeしか買えないことを確認したはずなのになんで!?Echo購入早まった!?

……取り乱しました。Google Homeの見送り理由その2。「すべての名称にGoogleがついている関係でわかりにくい」です。
アレクサは、「Amazon(開発元の会社の名前)」「アレクサ(AIの名前)」「Echo ○○(アレクサを搭載したスピーカーの名前。総称はAmazon Echoだが通常Echoで通じる)」と全部分かれています。
一方Google Homeは、「Google(開発元の会社の名前)」「Google Nest(Googleの子会社で、スマートホーム商品を開発するブランド名。旧称Google Home)」「Google アシスタント(AIの名前。Google Nowとは異なる)」「Google Nest○○(Googleアシスタントを搭載したスピーカーの名前。旧称Google Home○○)」と、正直wikipediaを読みながら羅列しても本当に正しいのか自信がなくなるくらいに名称が類似しまくっている。スマホアプリの名前もGoogle Homeだし。
この手の商品を使うのは初めて。当然わからないことはたくさん検索して調べることになる……となれば、検索性のよさやフォーラムの充実は絶対です。私がGoogle Nest Miniを今更になって発見したのはそういう検索性のアレがアレだからだったのだと思います。決して私が検索下手だからではない。

そしてその3。これは比較ブログを大量に見まくっているなかの一つに書いてあった言葉なのですが。
「OKから発話するのは日本人には馴染まない」
……そうですね(スンッ)となってしまいました。確かにアレクサのほうが絶対言いやすい。日本語にもできますが「ねぇGoogle」なのでこれもまあ……話しかけるときに全部「ねぇ」つけるかって言ったらつけないし…。
(これもAIに独立した名前をつけなかった弊害ですよね)
そんなわけでEchoの購入を決めました。

買ったEcho Show 5について

注文するまで

上述の通り、最初は置き場所の関係でなるべく小さい、Echo Dot第3世代を買おうと思っていました。画像があったほうがわかりやすいですね。こいつです。

なんせこいつは「コンセント近くに置けるほど小さい(当初はベッド下に置く予定でした)」「安い(定価5000円程度で、Amazonのセール中なら更に安くなる。1980円くらいになった例もある)」「それでいて機能十分」という申し分のないモデル。最初は普通にこれにしようと思っていました。わざわざEchoで動画見ないし。テレビ電話もしないし。自宅の様子を外からモニターするとかの予定もないし。
ただ、Amazonのセールが中々始まらない(新春セール後だからそれはそう)ので更に情報収集を進めていくうちにEcho Show 5でもいいのでは?という気がしてきました。
ただ物を積んであるだけのスチールラックを片付ければ置き場は確保できそうなこと。コンセントが近くにない問題も延長コードを長いものに買い換えればいいだけというのに気づいてしまったこと。トラブルが発生したとき画面があったほうが圧倒的にわかりやすいこと。ちょっとした調べものなら画面表示で見せてくれること。画面は暗くもできるしオフにもできること。時計にもできること。浮かれポンチ極まったアレクササンバが見れること。

すみません。最後は嘘です。Echo Show 5は通常価格が8000円くらい、セールで5000円台くらいには下がるのでまあそのくらいの出費なら許容範囲ということで、Amazonのセール早く来ないかな~3月新生活セールまでは待ちたくないし、去年は1月~2月にかけてセールあったらしいし…とそわそわ待っていた……ら、なぜかビックカメラ.comでAmazon製品のセールが始まったのでビックカメラ.comで買いました。今(2/13まで)なら5480円送料無料。

開封の儀

ガジェットオタクの流儀みたいになってますけど、なんでガジェットオタクは開封時のことを逐一写真に残したり実況したりするんでしょうね?(他人事)

ラックにちょっとめり込ませてあるのは本来の角度(画面がやや上を向く)だと真正面から見たときに見づらいのと、落下防止のためです)

大きさはだいたいスマホの画面にスピーカー部分の後ろがひっついた感じ。サイズはわかっていたはずなのですが、思っていたよりも更に小さく感じました。あと必要な人は保護フィルムを買ってください。セットアップで画面直接触るので…(私は保護フィルムが必要なことすら購入前に認識してなくて既に指紋べっとりです。諦めます)

セットアップトラブル

結局原因はわからずじまいだったのですが、一通りの情報入力後に始まったシステムアップデートが98%から全く進まないという状態になりました。曰くネットワークに接続できないと。お前さっきまでAmazonアカウントにログインするためにめっちゃWi-Fi接続できとったやろがい。
そういう私のキレがあったのですが、まあ、どうしたかを書いておきます。たぶん何もしなくても1時間くらい放置しておけば終わったかもしれない…。

システムアップデート開始

この間暇だったのでスマホのAlexaアプリ(実は購入前までに慣れておこうと既にいろんな設定はスマホAlexaで済ませていた)でおやすみモードの設定とかをいろいろいじる

98%でネットワークに接続できない旨エラー

Wi-Fiパスワードを入れ直すもダメ

5GHz帯と2.4GHz帯があるWi-Fiだったので2.4GHz帯に切り替え。一応進行画面に戻る。

そのままさっぱり進まなくなる(画面自体は一応動いてはいる)

しびれを切らして電源コードを抜く。セットアップは一部だけやり直しに。

システムアップデートが今度は0%から進まない。

工場出荷状態に戻す。

セットアップをやり直し、システムアップデート開始。この間はもう何も触らないことにする。

100%でネットワークに接続できないエラー

Wi-Fiパスワード入れ直し、2.4GHz帯つなぎ直しで進行画面に戻ったので放置。この辺りから「初期不良」の4文字が頭をよぎり、領収書を探し始める(確実に段ボール箱に入っていたはずなのになぜか見つからない。ゴミ箱全部ひっくり返してもなかったので諦めました)

ずっと放置していたのが功を奏したのか20~30分後くらいに無事終了。

原因がいまいちよくわからなかったので、みなさんセットアップは時間があるときにやりましょう……。

購入後半日で実施した設定

いろいろあります。書き出します。

基本的な設定

アレクサアプリの「設定」項目を上から順に全部見ました。特に「音声ショッピング」は初期設定でオンになっているので「アレクサ、○○注文して」で買い物をしたくない人は事故防止のため必ずオフにしましょう。
あとは呼ばれ方を決めることができます。私は本名の下の名前で呼ばれるのがあまり得意ではないので、アレクサにも「シロ」と呼ばせています。
(一応ごく一部のために補足をしておくと親族や恋人から呼ばれるのは大丈夫なんですが、友達や知り合いレベルなら苗字か「シロ」と呼ばれたほうが落ち着きます。慣れの問題だと思う)

定型アクションの作成

定型アクションとは「アレクサ、○○」と任意のワードで色々なことをさせる機能です。いまのところはこれだけ作りました。

定型アクション一覧
「おはよう」の定型アクション

おはよう、おやすみ、出社アラームはデフォルトの定型アクションを改造して作っています。起床時のアラームは引き続きスマホで鳴らすことにしたので、起きたあと私が「アレクサ、おはよう」と言うと動き出すようにしています。(全部アレクサで完結するなら、アラームを停止した後という条件でも定型アクションが可能です)

ポモドーロはいわゆるポモドーロ・テクニックのことです。25分集中して5分休む。アレクサであれば自作しなくても「スキル」という他の人から提供されている拡張機能みたいなもので実行できるのですが、どれもいまいちレビューの評判が微妙なので自作することにしました。作り方は他の人のnoteにあったのでそれを見てください。難しくないです。

IFTTT・Remember the Milkとの接続

新しいデバイスを使い始めたからといって、これまで使っていた機能を手放すつもりはないです。Remember the Milk(タスク管理サービス)はもう何年もプレミアム(年間5000円くらい)を続けているので、今更乗り換えたくはない。
でも日本語版アレクサは現在Remember the Milkと直接接続ができません。なので間にIFTTTを噛ませる必要があります。

IFTTTアプレット画面(わかりやすく日本語化していますが実際は英語です)

右がIFTTTに元からあるアプレット「Create a task in Remember the Milk when you add an item to your to-do list」です。
どういう動きをするかというと、私が「アレクサ、皿洗いをやることリストに追加して」と言うと、こういう感じにRemember the Milkのタスクが追加されます。

皿洗いタスク追加

特定のタグやリストに追加したい場合はアプレットを編集する必要がありますが、特に困らないのであればデフォルトのままでいいと思います(編集すると自作アプリのカウントに含まれるため無料プランの人は慎重に)

左は私が自作したアプレットで「If Item added to your Shopping List, then create a new task」です。
こちらは私が「アレクサ、油揚げ買うって買い物リストに追加して」と言うとこういう風にRTMの買い物リストに追加してくれます。

油揚げ購入タスク追加

(私は普段から買い物リストに「~買う」まで文言を含めて登録しているのでそれに合わせています)
外出先ではRTMアプリを開いて確認する「いつもと同じ」動きができるようにIFTTTで動きを揃えました。

ちなみに1から買い物リストを使おうと思っているならアレクサの買い物リストだけで完結するか、Any.doなど最初からアレクサとの連携ができるものを選んだほうがいいです。これはあくまでRTMを手放したくない人間のやり方なので、IFTTTが必要なことも含めてちと面倒です。
(あとこれはあくまでAlexa→RTMの一方向連携なので、アレクサの買い物リストややることリストはたまに開いて手動で消してやる必要があります)

今後やりたいこと

出社アラームの微調整、音楽の好みの学習、お遊び系スキルの導入、まあまあいろいろあります。とはいえすぐには思いつかないので、しばらくは使いつつ様子を見る感じでしょうか。
アレクサの活用方法とかを調べてみると「声で家電が操作できるの便利!」みたいな「お前は本当にそれだけのためにアレクサを買ったのか??????」という初心者記事がわらわら出てくるので、もうちょっと中上級者向けというか、定型アクションの面白い使い方とかいろいろ学びたいと思っています。
また記事にできるほどカスタム内容がたまったら続きを書きたいと思います。それでは~。

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