見出し画像

インターナショナル・カルチャーショック~うちの姉兄妹~③(韓国でのインター探し)

私のソウル赴任を機に、子どもをインターナショナルスクールに通わせることを決めましたが、インター探しには苦労しました。
縁もゆかりもない外国の地に引っ越すというのに、会社は現地下見のための出張はおろか、下見のための渡航費を出してくれることも、休暇を与えることさえもしてくれなかったのです。。。会社への不満は言い出したら切りがないのですが、この文章の本旨ではないので省略します。

なにしろ内示を受けてから赴任までは3か月弱。私は前任者と連絡をとりながら、現地の代理店に適当な住居をピックアップしてもらう作業と並行して、ネットでソウルのインターについて情報収集した上で、赴任1月前のGWに自費でソウルに向かいました。

ソウルでの住居は「龍山(ヨンサン)区の二村(イチョン)が絶対にいい。駐在の日本人はほぼ全員ここに住んでいる」という前任者の助言に従い、二村で家を探すことを決めていたので、インターもそこから通いやすいところで考えたところ、龍山区には2つの英語のインターと1つのドイツ語のインターがあることが分かりました。それとは別に、龍山の隣の麻浦(マポ)区という地域に、日本人学校と隣り合った場所に新しいインターが1校ありました。さすがにいきなりドイツ語学校という選択肢はなかったので、龍山の2校を候補として考え、どちらもダメだとなったら、麻浦のインターにも挑戦しようとだけ決めて、とにかくソウルへ。実物をこの目でみてみることにしました。
ちなみに、この時は実家に子どもたちを預けての2泊3日の弾丸ツアーだった上、マンションも4,5か所内覧をして住む家を決めないといけなかったので、とりあえず龍山の2か所に絞って見にいきました。しかも、事前に学校にアポを入れることもできなかったので、本当に外観を見ただけ。
ちなみに下見をしたのは、以下の2校。

Yongsan International School of Seoul

■Global Christian Foreign School

ファーストインプレッションで言うと、
Yongsan International School of Seoulは、敷地外からでは建物全体が見えないくらい立派な学校で、インターってすごいなぁと圧倒されました。
一方、Global Christian Foreign Schoolは、
幹線道路に面して4階建てくらいの古ぼけた小さなビルがあるだけで、運動場も体育館もなく、正直な話がっかり。これなら東京にある、少し大きめの区民会館とか児童館の方が立派なんじゃないかと思いました。同行してくれた前任者も「これか!?いまいちだね」と率直な感想をもらしていました。

「これはYongsan International School of Seoulの一択か」という感想を胸に、私たち夫婦の初めての韓国旅は終了したのでした。

そこから、VISA申請だ、ソウルのマンションの契約だ、引っ越し手続きだと怒涛の日々を送り、長女と長男は5月いっぱいで日本の小学校のお友だちに別れを告げ、6月にソウルに赴任。インターの新学年の始業日はだいたい8月後半なので、子どもたちはそのまま3か月近い長期の夏休みに突入し、その間に入学する学校を探すことにしました

書いていたら、文章が長くなってきたので、実際のインター見学から入学までは、また次の機会に~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?