お客様のみならず隊員にも安全を!
1. 警備業は災害リスクと隣り合わせの仕事。
例えば交通誘導警備の最中に車に引かれたり、施設警備の最中、火災に巻き込まれたり…。
お客様の安全・安心はもちろんのこと、従業員の安全を確保することが警備会社の経営者の義務だと思う。
2. こういった従業員の安全衛生管理に関する指標に、度数率、年千人率、強度率、がある。
前者2つは災害発生の頻度を表し、強度率は災害の重さを表す。
まず、度数率は労働時間100万時間あたりに発生する死傷者数で表す。
死傷者数を延べ実労働時間数で割り、それに100万をかけて求める。
次に年千人率は、労働者1000人あたり1年間に発生する死傷者数を表す。
年間死傷者数を平均労働者数で割り、1000をかけて求める。
最後に強度率は、労働時間1000時間あたりの労働損失日数を示したもので、延べ労働日数を延べ実労働数で割って、それに1000をかけて求める。
3. 現在、自社では2号警備を中心にKY(危険予知)活動を行なっているが、隊員に上記のような指標をしていただくとより効果が出るのではないかと思うのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?