“コツ”を掴むには

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この前、ハンバーグを作った。

料理初心者だけあって、ハンバーグの適切な焼き加減に苦戦した。

フライパンで焼き始めてから強火で一方の表面を焼いた上で返してもう一方を焼き、その後は蓋をして弱火でいくのだが、切り上げるタイミングが難しい。

焼きすぎるとジューシーさはなくなるし、焼きが足りないと、中に火が通らず不味くなる。

結局焼きすぎて一応は行けますよ的な味に落ち着いてしまった。いまいちな感じだ。

弱火の状態から調理を終わらせるタイミングの感覚を磨くには経験を重ねる必要があるんだろうなあ。

つまり、いい料理を作るには形式知であるレシピだけじゃ足りず、暗黙知であるコツを掴む必要があるんだと思う。

2

これは仕事についても言えると思う。

いくら形式知のマニュアルが頭に入っていても、それをきちんと実行できなければいい仕事ができない。

きちんと実行するには、職場の状況やお客様の要望を踏まえて、マニュアルを適切なタイミングや態様で実行していく暗黙知としてのコツを掴む必要となる。

具体的には業務を実行する中で隊長・隊長代理や巡察のOJTによる指導を通してコツを掴んでもらうことはもちろん、教育や仲間との話し合いを通して事後的に自分の業務を振り返ってもらう機会が必要になる。

そのためにはそのための環境づくりが大切になる。

その一環として隊長会議や各部門のミーティングがある。

今後より充実したものにしていきたい。

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