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ゴールデンウィーク期間での日々で印象的だった3つのこと

悲しいかな、ゴールデンウィーク期間は事務仕事中心の普段通りの日々だった(泣)。

ただその中で印象的だったのは①入社希望者との面接、②隊員に初めて明石営業所泊まりで業務に従事していただいたこと、③ミニドローン遊び、である。

まず①について。

この期間入社希望者と面接をした。
なんでも弊社のホームページの動画を見て、入社を希望するに至ったとのこと。

たまにスポット契約のお客様も弊社の動画を見てホームページから仕事依頼してくださるようだが、確実に動画の効果が出始めている実感を感じた。

やはり未経験者にとって警備という仕事はイメージしづらいものだからいくら職安や広告の文章でアピールしたところで限界がある。

そういう意味で実際に仕事をしている隊員を画像で見てもらうことの大切さを改めて実感した。この考えは教育にも当てはまると思う。

業務と直接関係ないが大切なことをするのが社長の仕事だと思う、特にウチみたいなこれから組織化していく会社は。

次に②について。

この期間、セコム依頼の仕事が多い関係で一部の隊員に明石営業所泊まりで働いていただいた。
そんな泊まり組のため慰労会を開いた。
ゴールデンウィーク期間ずっと某メガバンクの工事の出入管理・監視業務に従事していただいて本当に頭が下がる思いである。
こういった隊員一人一人が現場で立っていただくおかげで弊社は存在している。

みんなにとって働きやすい環境を作れば隊員のモチベーションが上がり、それが質に直結する。
そういう意味で今事務所兼住居として使っている明石営業所をもっとうまく使っていけば今後、うちの中核メンバーをもっと兵庫県南部の仕事に振り向けることが出来、結果として働きやすい環境を作ることができるかもしれない。

最後に③について

ゴールデンウィーク期間、いつもより少し余裕があり、田舎に長くいることもあり、ついに少し前に買ったトイドローンを本社前や裏の畑付近で飛ばしてみた。

確かに電池が長くもたないこと、機体が軽過ぎて風に弱いことやカメラの画質があまりよくない等の問題はあったものの、結構操縦を楽しむことができた。

大きなドローンと比べたらまだまだショボいが思ったより高くまで飛び、ドローンに付いているカメラを通してその前方が観れて撮れるのは面白いと思った。
これをプログラミング等で実用的にすれば簡単な現場の巡回警備はできちゃうかもしれない。

一部の論者がよくもうすぐ今の仕事の半分が無くなると喧伝して半ば炎上商法化しているきらいがあるが、確かに少なくともAI・ロボット化の流れは警備業にも忍び寄っていることは間違いないだろう。

今後の世の中の流れを踏まえた会社作りをしていかなきゃいけないと思う。

①〜③で自分が感じたのは会社経営の大切さである。

社長の存在理由は業務でなく経営をすることである。

経営の本質は人を使って問題解決を図ること。特に警備の場合はそうだと思う。
なぜなら警備の仕事は一現場あたり何人送るという世界だから。(とりあえずAI・ロボット警備の話は傍に置いておく)。

たとえ社長1人がどれだけ仕事を出来たところであまり意味がない。

世の論者の意見に流されることなく、しかし耳を傾け、自分の頭で考える。
その上で将来を見越し、ありたい姿をイメージする。
そしてその実現のために方針を決め、それに沿った環境作りを行う。
できる範囲の実験的試みは日常の中で常に行い、次なる布石を打っておく。

そんなことを考えていたゴールデンウィークだった。

田路智洋⌘

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