麒麟と約束の意味

1. (1)自分にとっての無意味で楽しい一時

閑題休憩。

昨日、昼に行きつけのお好み焼き屋で昼食をとった。

ピリ辛ソースをたっぷり塗ったカキのお好み焼きにキリンラガー瓶ビール、その後、ジャックダニエルのハイボール。

ソースの辛さにカキのジューシーな旨味が混ざり合い、そこにビールの苦味やジャックハイボールの濃厚さが絡みつく。
昼間からアルコールを飲む罪悪感。土日休みを感じる瞬間。

このひと時に大人数は無用。

基本1人がいい。

でもたまには連れ2,3人でどうでもいい与太話で盛り上がる無意味なひと時も悪くない。

独断と偏見。いつものメニュー、いつもの気分。至福のひと時。

こんなんじゃ結婚できんわな笑。

(2)麒麟

このような側から見ればたいしたことはないが、自分的には絶対に外せない主観的な喜びってみんな持っていると思う。

家族団らんのひと時だったり、友人達との語らいだったり、趣味に興じたり、人に言えないことだったり…笑。

ちなみにキリンビールで思い出したが、キリンには童貞・処女という意味もあるらしい(私は違います、念のため笑)。
こういった童貞・処女のようなピュアな心になれるひと時があるからつらい日常を頑張れるんだと思う。

というか、それこそが人の人たる所以だと思う。

なので自分は隊員のそんな「キリン」を尊重したいと思う。プライベートは犯罪を犯さず、社会のマナーさえ守っていただければ然るべき場所で何でもすればいい。

2.約束の意味

でも、僕は経営者として隊員に対し、約束を守ることを要求する。

ON-OFFの切り替えはしっかりしていただく。

それはウチのみならず社会人としてのケジメだと思う。

もちろん、隊員が許すなら隊員の「キリン」に介入することもあるが、その際にはなるべく命令しないように心掛けている。

力づくでそんなことをしようとは思わない。

だって自分も無理矢理そうされるのは物凄くイヤだから。
今の時代、人の価値観や生き方を無理矢理押し付けるのは教育や啓発じゃなく、ただの暴力であり、もっと言えばレイプ。

そんな人は人間失格だと思う。

昔はそういうこともある程度できたという。

でももうそんな会社は家族だというような時代は変わった。

今はみんな1人の大人として、それぞれの「キリン」を大事にする時代。

それを尊重しないパワハラ経営者はもちろん、経営者や職場仲間に自分の価値観を無理矢理押し付けるモンスター従業員も時代遅れ。

だからこそ、自分は経営者として会社を切り盛りしていくために、隊員に一旦交わした約束の遵守を求める。

もちろん守ろうとして守れない人に対しては親身に守れるように指導教育していこうと思う。

でも守れないのではなく、正当な理由なく守らない方に対しては今後もクールに対応していこうと思う。

それこそ「キリン」と約束の等価交換こそ新時代の労使間の正しいあり方だと思うのだ。

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