モンベルでの一考

1

前々から小山の登山やハイキングに適したシューズが欲しく、また急遽、植樹のイベントに参加することになった。

なので昨日、靴探しに、モンベルに行った。

登山靴の一般的な説明はもちろん、自分の背の高さや体つきが足に及ぼす影響やどこに登るか、どう使用するか等を考えて店員の兄さんが最適なシューズを何足か提案してくれ、そのうち一足を購入した。

満足感は高かった。

使用する靴や店の性質の違いはあるが、自分で選んだ靴を試着だけして購入する場合と比べて、自分にフィットした靴に巡り会えた感じがしたから。

お客様の要望を踏まえた上で、それに囚われず、でも押し付けることなくお客様が納得する提案をし、買っていただく。

つまりは如何に自社のサービスをお客様が求めるものにカスタマイズしていくか。

これが真のコンサル営業、提案営業というのだろうなあ。


2

それは警備の仕事でもあてはまると思う。

本当の意味で安全・安心を提供するために、最適な警備サービスが相応しいかをお客様それぞれの現状にカスタマイズさせる形で提案していくことは大変有益な観点だと思う。

もちろん、それをする前提として、自社の警備業務のスタイルを確立しなければならない。

じゃないとただの何でも屋になり、安く買い叩かれてしまう。実際そんな会社は多い。

だからそうならないように組織化を図り、教育の質の向上を図るなどして自社の警備サービスのスタイルを現在模索している。

ただ、そこで終わるのではなく、その上でお客様に要望に可能な限り応えていく。

そのためには、こちらが一方的にアピールするのではなく、お客様と一緒に最適なサービスを考えるスタンスが必要になっていくと思う。

そんなことをモンベルでサービスを受けながら考えていた。

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