読書と経営判断

1.読書する上で気をつける2つの点

読書をする際、気をつけていることが2点ある。
それは①違和感を感じてもいったんは相手の話を聴くようにすべて否定をせずに受け止めること
②その上で、自分の価値観と照らし合わせて吟味し、肯定するところは肯定し、否定するところは否定する。

ということである。

①の場面で、違和感を感じた瞬間に否定しだすと見識が広がらず、学ぶ意味がなくなってしまう。
②の場面で、自分の価値観と照らし会わなければ、いつまでも受け身のままであり、一向に批評能力が向上しない。

2.読書と経営判断の共通点

そういう意味では読書と経営判断は似ていると思う。

経営判断とは要するに収集した情報を分析・検討し、それに基づき意思決定すること。

まず情報自体の信用性もあるが、その情報を気に入らないものであっても、受け止めることが前提となる。

その上で会社の理念、自分の価値観に照らし合わせて、優先順位の高いものや会社の存続に必要なものはやり、そうじゃないものは、やらないか保留する。

そういう意味で読書にきちんと向き合うことは経営者としての自分を育てる上で有益だと思うのである。

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