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西日本最高峰の霊山を登る

昨日、仕事がひと段落ついたこともあり、気分転換のため、石鎚山に登った。

石鎚山は日本百名山で標高1982mと西日本で一番高い山で、自分が好きな小説である「永遠の仔」の舞台となった山でもある。

心に深い傷を負った少女が救いを求める山。

この山が修験道のメッカとされる霊山であるけど、どこか山の空気や風景は日常でのストレスや軋轢、苦しみを浄化してくれるところがある。

昔、山岳信仰がかつて穢れの多いとされる身分の方々に浸透したのも頷ける。

山自体は鎖場以外は登りやすかった。
しかし、日帰りで時々大雨に見舞われるなど悪天候だった。

実際、90度近い鎖場で滑り落ちそうになった時、安易に天気予報を信じて来てしまったことを後悔もした。

でも頂上に立って風景を見ると壮観。
いつものごとく来てよかったに変わってしまった笑。

日常のいざこざや上手くいかないことがほんの些細なことに思えてくる。
人間ってほんとうにちっぽけな存在なんだなあ。
そのちっぽけさを忘れて傲慢になってしまうことがいろんな意味で間違いを犯してしまうんだろうなあ。

そんな敬けんな気持ちにさせてくれる山だった。

あと山小屋でのチキンカレーが美味しかった。
味自体は至って普通なんだけど、登山後の山頂で食えるということがポイントなんだろうなあ。


六甲山登った後の有馬温泉の金の湯の時も感じたが、価値って主観的で心理的なものなんだろうなあ。
そのへんを上手く捉えることが商売人としてのセンスなんだと思う。

しかし、唯一の心残りは天狗岳に登れなかったこと。
登頂後風が強くなり、ガスがかかってきたため、登頂をもって良しとする愛宕山の教訓を生かし、今回は諦めた。

次回この山に登る際は、いい天気の中、余裕をもって行きたい。
その上で天狗岳の登頂をやってみたいものだ。

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