ミーティングの重要性

今日,かなり久々に早朝の駅前ビルの解錠業務に従事した。

この前のロビー警備に続き社長自ら現場に入る形となった。調整が上手く行かず経営者が出るハメになるのは本当に恥ずかしい限り。自分で問題解決を図る時点で経営者失格。こんなことが二度と起こらないような態勢を早く気づかなければならないと思った。

ただ業務の方は久々ながらも一応無難にこなすことができた。この仕事を引き受ける時に自分が作った日報用紙がチェックシート的な役割も果たしたから。それさえ見ればやるべき業務も、その順番も分かるのでミスも減らす事が出来るし、自分みたいに久々にその現場に入っても仕事の手順を容易に思い出す事が出来る。

こういうちょっとした工夫で業務のミスや余計なものを減らすことが出来る。

出来ればそれが社長や隊長といった個人レベルでなく各部門の隊員みんなの中から定期的に生まれる流れができるとより現場に即した工夫が生まれ、それが顧客満足や従業員満足につながる。

そのためには彼ら1人1人が現場での気づきを言い合えて共有する場であるミーティングを設ける必要がある。

個人が現場で見いだす言葉にしにくい暗黙知をミーティングの中で共有し、1つの言葉に表出する。それをつなぎ合わせて1つのマニュアルや体系的な知識といった組織レベルの工夫が生み出され、部門のメンバーがそれを頭に叩き込んでまた現場に入って行く。このサイクルが上手く回れば質の向上のみならず、サービスのイノベーションも生まれ、今の現状を打破できるのではないか。
そうなれば社長が現場に出て行きたくともできなくなるだろう(笑)。(今回自分が出ざるをえないのも結局調整に工夫が足りなかったせいでもあるから。)


そのために各隊長や現場責任者に自分の考える本物の警備の意味を伝えたり、定期的なミーティングを開催させてきた。

その甲斐あって部門によってはいくつか成果が生まれて来ている。しかし最近,一部の部門でミーティングが行われなくなってきている。また未だミーティングが行われていない部門がある。

自分の努力がまだまだ足りていないのだろう。仕事後の場合もあるので隊員には酷な部分はあるが、なんとか復活するように誘導しなければならないと今日改めて思った。


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