経営者中田英寿から学ぶコミュニケーションの重要性

1. 前にYouTubeで元日本代表、中田英寿と脳科学者の茂木健一郎との対談を見た。

中田氏は今日本酒や日本文化の魅力を世界中の市場に紹介する株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYの代表をしているという。

フィジカルが強く論理的でクール、そんなイメージの中田氏。対談を見ていると意外に人当りがよく、ものすごく気の効く方なんだなあと思った。

特に彼の職人に対するリスペクトと人によって態度を変えない姿勢はものすごく共感するところがあった。

そうなんだよなあ、どんな立場になっても人に対する敬意は忘れてはいけないと思う。炎上させて小銭を稼ぐためにやたらいろんな方の生き方や職業を馬鹿呼ばわりする輩がいるけど、それは論外だろう。

2. そんな中田氏だからこそ余計にコミュニケーションを重視するのだろう。

コミュニケーションとは、意思の伝達及び伝達経路のことで、それによって共通目的に向けての個人の貢献意欲が引き出される。それは①指揮命令といった上から下へのコミュニケーション、報告・連絡・相談といった下から上へのコミュニケーション、③メンバー間のミーティングやラインとスタッフ間の話し合いなど横やななめのコミュニケーション、3つにわかれるという。

この3つの比重は組織の在り方によって変わっていくが、このうちどれか1つでも抜けると組織そのものが瓦解の方向に進んでいく。

中田氏は冷徹でクールな印象があるのでコミュニケーションと無縁な感じがするけど、よく考えるとサッカーはアイコンタクトに象徴されるような意思疎通のスポーツで彼はそのサッカーの日本代表の司令塔だった男。なので組織とコミュニケーションとの密接な関係を他の誰よりも把握しているのだろうと思う。

実際彼は対談の中で自分は昔から人とお話するのが好きだ。人間一人がやれることには限りがあるからこそより大きなことをするには他人と意思疎通を図る必要がある。例えばミーティングで隅でほとんど黙っている方にも自分は意識して話を振るといったことをおっしゃっている。

3.それは警備も同じ。特に複数でやる現場やイベント警備はその傾向が強い。

自社も常にコミュニケーションを大切にして事業運営を行っているが、今後それをさらに徹底したい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?