自分のイズムを確立するために


1.(1)

オーナー経営者はイズムがなければならない。

そういう意味では自分はまだ本当の意味で経営者になっていないのだろう。

まずはその確立に努めるべし。

(2)

このブログを毎日更新し始めてもうすぐ半年になる。

目標は1年毎日更新だから間もなく折り返し地点。

目的はPR。

求人をする上で、主なターゲット層を50代から60代の一つの企業に長く勤められた男性とし、そういった方々に対し、新社長である自分がどういう考えで経営をしているかを見せることで求人を促進する狙いがまず一つ。

そのおかげか、1人を巡って10社以上の警備会社が奪い合う人手不足のご時世にもかかわらず、今年の入社希望者は14人と前年より7人の2倍となった。

また取引先・取引をお考えの業者の方々に対し、ウチの経営スタンスをお伝えすることを目的にブログを更新してきた次第。

そのおかげか、スポット仕事の依頼も増え、断り続けた形となった。

今後は年間仕事の確保のためにどうアピールするかが一番の考えどころだろう。

(3)

このブログに関して、ある友人から社説みたいだと言われたことがあるが、そういったきちんとした方々に訴求する以上、文章も固い感じになった。

今後はより分かりやすく伝えるように心掛けようとは思う。

またこの文章が尊大に見える、クソ生意気だという意見もあった。

なるべく謙虚に書いたつもりだが、そこは自分も人間。

やはり義憤に駆られたり、納得のいかないことに対し、どうしても自分を抑えることができなかったり、上から目線で突っ走った時もある。

でもそれも含めて社長である自分のスタイルだから仕方ないというかむしろそれでいいと思い始めている(もちろんそれが過ぎないようにしなければいけないとは思うが)。

それがサービスの差別化の一歩になっているのだから。

2.

サービスの差別化を図るには、他の会社と同じことをすべきではない。

他の会社と違うことをするにはアプローチを変えなければならない。

アプローチを変えるということは、思考回路が他の会社と違う独自なものということ。

独自な思考回路を作るには会社としての哲学といった独自のイズムを確立しなきゃいけない。

それは一概には言えない部分はあるが、ウチみたいな小さなオーナー企業の場合、社長が自分のイズムを確立するということ。

となると、自然にお客様をこちらから取捨選択する結果になる。

その上で選択したお客様の声を傾聴し、顧客満足、さらには顧客感動するために努力をし、差別化が図れる。

そして自分のスタイルを確立するには、日常や仕事での実体験や本や映画といった小道具を使うなどして自社についてあらゆる観点から考えないといけない。

そういう意味でこのブログでのアプローチはそのとっかかりにはなっているとは思う。

3.

世界的なファッションデザイナーであるジョルジュアルマーニはサッカー元日本代表の中田英寿との対談の中で自分の行いが時に周りの人間に敬遠されあり嫌われることもあるが、そこで諦めず突き通すことが必要。

独自のスタイルなり哲学はそうやって築かれる旨の発言をされていた。

残りの半年は自分のスタイルということをより強く意識して、ブログでどんどん自分の考えを出していきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?