抜き打ち巡察で感じたこと


昨日、ガソリン交換のついでに車で抜き打ち的に自社を含めた何社かの片側交互通行の警備の様子を見に行ってきた。

例えば、今、兵庫県北部の交通誘導警備で幅を利かせているD社なんて、汚れの目立たない黒の制服なのに傍目からわかるほど汚らしく、誘導もフニャフニャ。

K社も同様になっていない。
文字が書いてある旗が使われることで、却って、それに甘えてしまい、所作がゆるゆるで手が全く伸びていない。

その点、ウチの警備は自画自賛になるが、そんなD社やK社他他社の警備と比べて、丁寧で分かりやすく、見た目や所作もしっかりとしている。

やはり自社の警備を評価するには、他の会社の警備と比較することが大切だと感じた。

それで見えるものがある。今まで当たり前だと思っていたものが実は他の会社にはない強みだったり。

これは経営者や現場管理者のみならず、隊員にとっても大切な視点だと思う。

今、自社に、新たに巡察という役職を設け、とある隊員についてもらっている。
自社の隊員がしっかり勤務しているか、誘導が出来ているかをチェックするのが主目的。

でもそれだけじゃなく、他の会社の警備と自社の警備との比較も巡察にしてもらって、隊長会議の場で意見を言ってもらう。


その上で、隊長は教育の場で他社との比較に基づいて自社のサービスのいいところ、見習うべきところを各隊員に考えてもらうのも面白いと思った。

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