自分にとってのリーダーシップとは

1.  前期の決算が出た。大幅な黒字だった。

正直、キャッシュフローのことを考え、もう少し税金対策すべきだったかもしれないが、へんな車やモノを買うくらいなら社会に利益を還元した上で現預金を貯めるよう心掛ける方がはるかによいだろう。

当初交通誘導警備メインから施設警備メインに移行したしたことにより低下することが懸念された会社にとってのKPIであるROA6.18%と前々期と比較すると2.7%の増加となり、TKCの警備業黒字企業平均を大幅に上回る結果となった。

ただ今期はさらに自社の施設警備の比率が増えて行くことが予想されるので今後の推移を見守って行きたい。会社にとっての結果である大切な数字を把握しておく事。それがリーダーの最低限の流儀だと思うから。

2.  リーダーシップについて「人とともに課題を解決する力」とおっしゃっる方もいるが、基本的に経営者としてのリーダーシップは「人を通して課題を解決する力」という表現の方が自分の考えに近いと思う。

まず、課題の解決がないといけない。

これもまた違うと言う方がいらっしゃるがやはり経営者は理念という夢をいえなければいけないと思う。じゃないと何のために事業をするのか、会社を引き継ぐのか分からないから。

なのでこれからもウザがられるほどに理念を語って行きたいと思う。

とはいえ,いくら夢ばかりいっても結果をだせないようでは話にならない。夢を目的にしないとそれはただの絵空事だから。目的にするとは夢を実現するという前提に立つ事。結果を出して課題を解決することは夢を実現するための最低条件である。

なので夢を実現するためには、結果に拘るのが本筋だと思う。

だから警備の場合だと、やたら現場ばかりに張り付いているのは夢が目的になっていない、つまりはただの逃げだと思う。

でも現場に入ってくれる隊員がいなければ、この仕事は成立しない。自分1人の力じゃ限界がある。

だから警備の場合、人を通していかなければいけない。人とともにじゃいけないのだ。

なので人に動いてもらうために理念と結果との兼ね合いの中で生まれる判断基準の下に、仕事と隊員を確保し、働きやすい環境を作って、隊長以上の管理職との信頼関係を作り、隊員の質を向上させるシステムを作る。

夢を描く事、その夢を実現するための結果を出せる環境を作ること。これが自分にとってのリーダーシップ。これに近いのは「人を通して課題を解決する力」だと思う。

それを尊大だというのならいえばいいと思う。

自分は自分の考える道を進むのみ!

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