美味しい“サラダ”をつくるために

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友人に作ってもらったサラダが美味しかった。

彼女曰く、いろんな店のサラダを食べて研究して、試行錯誤を繰り返しながら自分なりのサラダを作っていて、今もそれを続けているとのこと。

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こういうスタンスって特にこれからの時代は大切だと思う。

昔の高度経済成長時代みたいにはっきりとした答えのない時代が今。
今や問い自体を自分で見出し、その答えを自分で見出していく時代。

一応、理論やハウツー的なものはあるだろう。
ネットの発達でその道の先輩の指導やアドバイスも昔より得やすくなっている。

でもそれはあくまで理論やアドバイスであって答えじゃない。
それを答えだと思ってしまうと、固定観念に囚われ、オリジナリティのかけた形を量産してしまうことになる。

でも人は困れば困る程、そういった一見はっきりとしたアドバイスや理論にすがりたくなる。

でもそこに答えはない。

依存じゃなく自立の時代。最終的には自分の頭で作り上げるスタンスが必要になるのではないかと思う。

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それは今の経営も同じ。

テクノロジーの進化、日本人の労働観の変化等、今の経営環境は今までやり方では通用しないフェーズに移行してきている。

そこに答えはない。自分の頭で見いださなければいけない時代になった。

それは警備業経営も同じ。ここまで人のコストがかかる時代は無かった。

セコムやアルソックといった警備業大手ですら人の確保や運用に相当苦戦している。

そんな環境の中、今まで通りのやり方では人すら集めることができない。

だから、根本的にゼロベースで考え直す時期がきていると思い、自分なりにやってきた。

昨年度まではその効果が出て、交通誘導警備以外では、ある程度人を集めることが出来た。
しかし、今年度はさらに人が集まりにくくなってきている。

人を集める方法や労働環境を良好に立ちながら今いる人にもっと上手く動いていただく方法について、もう一工夫する必要があるだろう。

ここでそのためには〜だ!みたいにドヤ顔でいいきる人や情報があればすがりつきたい。

でもそうすべきじゃない。

逆にそういったはっきりした解決策ほど疑ってかかった方がいいと思う。

だってそんなのないから。ないのにあるとドヤ顔でせまるもののことを人は詐欺と呼ぶ。

だから彼女に見倣って、いろんな会社の事例を見ながら、いろいろ試して地道に自分なりの美味しい“サラダ”を作っていくスタンスでいきたいものだ。

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