「見られる」ということ
この前、とあるメガバンクのロビー警備に入った(おそらく将来、店舗を無人化するためのつなぎの警備なんだろうけど今回はそれは隅に置いておく)。
基本的に立ってお客様に頭を下げながら安全を確かめる警備なのでシンプルな仕事だったが、大手銀行というだけあって行員の目も厳しく、多くの利用者のお客様も来行されて緊張感のある現場だった。
こういう現場にたつと普通の現場では気にも留めないいろいろなことを意識するようになる。例えば資格者証を入れるストラップが少し古くなっていることや、制服がパリッとしていないことなど。
見られるということ。これこそがサービス業では大切なことではないだろうか。なぜなら多くのユーザーに見られることで普通の人は外見を強く意識し、服装や立ち振る舞いに気を付けようとするから。それが出来てくると職業意識も高くなる。それがパフォーマンスにも反映される。
もちろん警備なので火報がなったり、不審者を発見した場合はきちんと対処する、初動対応をしっかり行うことは大前提であることはいうまでもない。
ただ安全だけでなく安心感も提供しないとユーザーやお客様は安心して日常を送ることができない。
やっぱ、仕事の質の向上はつき合う相手の質に依存する部分もあるんだろうな。ということは仕事を選ぶのも大切ということか。
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