互いに尊重の粉をふりかけ合える場に

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某有名カツラメーカーのアートミクロンという禿げた頭を黒く見せるタイプの増毛の粉のCMを見ながら笑った後に反省してしまった。
これじゃ元女性議員の「このハゲー」のメンタリティとなんら変わりがないではないかと。

自分は今のところ、髪はふさふさ。だから髪がない方が必死でこういった粉を使ったり、バーコードにしてまで禿げの部分を隠そうとする方の気持ちは分からない。

正直、潔くスキンヘッドにするか、ションコネリーみたいにハゲが似合う渋い大人になるためのコーディネートをすればいいんじゃないかと思う。

事実、ハゲという宿命を受け入れ、それを前提として自分に合ったタイプのカッコいい中年男性になって運命を切り開く人もいる。

でもそんなハートのつよい方は一部。

そこまで思い切った行動をとることはできない人も多い。

であるなら一種のファッションとして増毛の粉を禿げ頭に振りかけることもありなのではないか。

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そういったことを含め、基本的にウチは隊員のライフスタイルを尊重する。

それはウチの企業理念のもとになっている対人尊重の考えが根拠になっている。

もちろん、制服からでも確認できるほどタトゥーを入れたり、髭を生やしたり、ピアスをつけるといったおよそ警備員にあるまじきファッションは本物の警備実現のための信用問題にかかわるので、少なくともウチでは許さない。

また、入退院を繰り返すほどの生活習慣に関しても改善を指導する。

でも、それ以外のここの隊員の私生活・ライフスタイルやちょっとしたことまで、ああだこうだといったり、馬鹿にすることはしない。

また、そういう隊員がいれば注意をするようにしている。

隊員が他の隊員のライフスタイルを尊重し、自分らしく生きながら、自己の成長を図っていける。

これからもそんな場にしていくために頑張っていこうと思う!

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