警備マイスター制度完成〜組織化にこだわる理由
ついに給与・人事評価・社内資格が一体化した警備マイスター制度が完成。
10月1日から施行する予定。
これで隊長会議・各部門ミーティングと合わせ組織化の中核部分が完成した。
業務フローの変更・改善等まだまだ組織化のために必要な課題はあるものの、とりあえずはひと段落ついた形となる。
なぜ自分は組織化にこだわるのか。
それは①「八鹿警備」のサービス確立・向上と②従業員満足度向上③会社運営の円滑化のためである。
弊社のサービスは個人頼みになっていた。
これだとサービスレベルのバラつきが激しくなり、教育の効果があまり期待できなくなる。
結果として全体のサービスレベル向上が望めなくなる。
またお客様から見ても評価基準が隊員個人なので高評価の隊員の派遣ばかり要求し、その隊員の休日が少なくなり、従業員満足度も低くなる。
シフト管理上もその人ありきになるので、運用が不安定になる。その従業員が身体を壊し、職場に出ることが出来なくなった場合、代わりがいなくなるので結果としてお客様に迷惑を掛けてしまうことになる。
これらの問題に対処するためには会社を組織化することで隊員のサービスレベルの底上げを図り、組織全体としてのサービスを確立し、一部の隊員に負担が掛かりにくくする必要がある。
そのことが会社運営の安定性にも寄与することになる。
ただあまり組織化しすぎてしまうと、今度は隊員の個性を否定してしまうことになる。
取引先若しくはユーザーに直接接するのは一隊員である。
人間らしさのないサービスに魅力はない。
規律と個性という相反するものをどう折り合いを付けるのか。
今後の経営上の最大の検討課題の一つである。
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