こだわりをどうとらえるか


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少し前、親しい連れと梅田のカフェで今カレーは大阪が熱いという話題で盛り上がっていいカレー屋に行こうという流れになった。

そこでカフェの店長にオススメのカレー屋を聞くと、かなりのカレー通らしくいろいろ教えてくれた。

でも自分が洋食系の有名なカレー屋について話した時、一瞬鼻で笑ったのを見て思った。
かつての自分もこんな感じだったなあと。
多分、この店長にとってのカレーとはメジャーでないけど、スパイシーで美味しいカレーのことで、それ以外はカレーじゃないのだろうと。
実際、店長オススメのカレーは美味しかった。

2

実際、こういった人種は音楽好き、映画好きを始め、いろんなジャンルにいる。

こういった職人的気質を持った人種を否定はしない。
むしろこだわりの対象に対してピュアだから、すごくいいものを見つけたり、作ったりする。

でも例えば先の例にしても、カレーはスパイシーなだけがカレーじゃなく、コクの深い欧風カレーや甘くて美味しいバターチキンカレーもある。

それをカレーはこうだという固定観念ですべて考えると視野が狭くなってしまう。

それは経営者にとって弱点になると思う。


大切なのは物事を多面的に見ること。

僕はそれぞれの良さを認めながら、それぞれの分野にこだわりのある人に上手く動いてもらえる環境を作る経営者になりたいと思った。

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