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【竜剣士】咎姫の恩恵を考えます

久しぶりに記事を書いたのですが、調整に1週間もかかってしまいました。【竜剣士】のルートが複雑なことに加え、《賜炎の咎姫》が想像以上に使いでのあるカードだったことに起因する、嬉しい誤算です。

というわけで今回は、23/10/30に実装された咎姫の考察となります。


実装からしばらく触ってみたのですが、当然のように強いカードでした。事実上のエレクトラム2枚目ですからね。しかもなぜか墓地効果まで付いています。「場に炎属性を置いておくだけ」という、ゆるい条件で妨害成立するのですから、オマケにしては強力すぎます。

ここまで至れり尽くせりだと、「強い+強い=強い」という雑な感想しか浮かびません。


さて咎姫は【竜剣士】との相性が特に素晴らしく、構築・展開の幅をかなり広げてくれました。後述しますが、ジーランティスを雑に出せるようになった影響が大きいですね。

既存構築では必須だったカード―――セレーネマスカレも、咎姫1枚で代用が利くので、すべて抜いてしまえばEX枠の空きを確保できます。

もちろん併用しても良いでしょうし、【竜剣士】の構築を考えるのがより楽しくなりました。


とまあ概要だけを綴っても仕方ないので、さっそく具体的な変化に触れていきましょうか。






咎姫のたまうた恩恵


〇エレクトラムが無限妨害に化ける

あらゆるペンデュラムテーマが受けられる恩恵です。


  1. Pモンスター+Pモンスター⇒エレクトラム

  2. エレクトラム①⇒アストロEX

  3. エレクトラム②⇒Pゾーン破壊&アストロ手札

  4. エレクトラム③⇒1ドロー

  5. カードが破壊された⇒アストロSS&カード手札

  6. エレクトラム+アストロ⇒咎姫

  7. 咎姫の効果⇒エレクトラム蘇生

  8. エレクトラム②⇒咎姫を破壊&アストロ手札

場: エレクトラム
手札:破壊したカードの同名カード×2枚 アストロ
墓地: 咎姫


墓地に置くだけで1妨害


※以下、妨害例となります。

  1. 相手がモンスターをSS⇒咎姫の墓地効果⇒相手モンスターを破壊&エレクトラム破壊&咎姫を蘇生

  2. 自分ターン⇒咎姫の効果⇒エレクトラムを蘇生

  3. エレクトラムの効果⇒咎姫を破壊&アストロ手札へ

  4. 以下ループ

※咎姫の墓地効果には回数制限がありません。つまり咎姫を1度墓地に用意してしまえば、炎属性モンスターがすべて妨害に化けるということ。

この項目だけでも、咎姫の強味が伝わってきます。


〇ジーランティスなしでも展開可能に

従来の【竜剣士】ではジーランティスが必須でした。爆イグP&エレクトラムを使い回すことで、大量のリンク値を稼ぐためですね。

しかし使い回しだけを目的とするならば、咎姫でも代用が利きます。

  1. エレクトラム+爆イグP⇒咎姫

  2. 咎姫の効果⇒エレクトラムを蘇生

  3. エレクトラム②⇒適当なカードを破壊&レボドラ手札へ

  4. レボドラをセット

  5. レボドラの効果⇒爆イグPを蘇生

  6. 爆イグP②⇒イグPをSS

最終盤面:咎姫 エレクトラム 爆イグP イグP


爆イグPもイグPも炎属性なので、咎姫の制約をすり抜けられます。偉い。

もっとも、それ以降はまともに展開できなくなるので、結局は制約を避けるために工夫が必要となるのですが・・・。

ただ、そこさえクリアすればジーランティスなしでも展開していけるので、「早めにウーサを立てて誘発ケア」といった択も採れるようになります。

これを機に、【竜剣士】の誘発ケア展開を考えてみるのも面白そうですね。


〇スプリンド展開が実用的に

個人的に嬉しかった恩恵です。以前に書いた【竜剣士】の記事では、万能無効を構えるギミックとして、スプリンドを挙げていました。

  1. エレクトラム+モンスター⇒スプリンド⇒ゾンキャリ墓地へ

  2. ゾンキャリ自己蘇生&手札1枚デッキへ

  3. 爆イグP+ゾンキャリ⇒バロネス


バロネスの横にエクシーズモンスターも添えておけば、スプリンドの妨害効果も活かせます。【竜剣士】は8エク/4エクを立てやすいテーマですから、スプリンドとの相性は悪くありません。

ところがスプリンド展開には、ひとつ問題点がありました。エレクトラムをスプリンドの素材にしてしまうと、リンク数が足りなくなってしまうのです・・・。特にウーサを出しづらくなる点が致命的でした。


というわけでお蔵入りにしていたギミックなのですが、咎姫が絡むとなると、また話が変わってきます。

スプリンド、なぜか”炎属性”なのですよね。つまり咎姫でエレクトラムを蘇生すると、そのままスプリンドが出ます。


咎姫+エレクトラム⇒スプリンド


なんという噛み合いでしょう。「場に咎姫が残ってしまう」問題を解決しながら、「バロネスの準備」も整えられるという、一石二鳥の布陣が完成しました。

将来的にはリンゴブルムというゾンキャリの上位互換も実装されますし、「咎姫&スプリンド」展開は忘れずにおきたいところです。


〇セレーネなしでも展開可能に

咎姫をリンク素材にする場合は、《リンク4炎属性》を出すのも良さそうです。「エレクトラム+爆イグP」という緩い条件から、ジーランティスによる盤面リセットを狙えますからね。

  1. エレクトラム+爆イグP⇒咎姫

  2. 咎姫の効果⇒エレクトラム蘇生

  3. エレクトラム②⇒適当なカードを破壊&レボドラ手札

  4. レボドラをセット

  5. レボドラのP効果⇒爆イグPを蘇生

  6. 爆イグP②⇒イグP

  7. 咎姫+イグP⇒リンク4炎属性

  8. リンク4炎属性⇒ジーランティス

  9. ジーランティス効果⇒盤面リセット

  10. エレクトラム&爆イグPを再利用


この咎姫展開であれば、従来のセレーネ展開よりも手軽にジーランティスを出せます。初手の要求値が下がるだけでなく、誘発貫通力も高まるのが嬉しいですね。

こうなるとセレーネは抜いてしまい、すべて咎姫で展開していく構築も考えられます。セレーネを抜くならば昇マジェPも抜けますし、EX枠がさらに増えるわけです。

もちろん咎姫とセレーネを併用する手もあります。たとえば、「スプリンドでオッドシンクロンを落とす」⇒「セレーネでオッドシンクロンを蘇生する」⇒「そのままシンクロ召喚につなげる」―――といった展開が可能です。


〇弱初動が強化された

ゆるい条件からジーランティスを出せるようになり、”下振れハンド”からも、強い盤面をつくれるようになりました。

たとえば以下の例では、「P召喚前に軌跡を出せない」という下振れにもかかわらず、最大6妨害の盤面をつくれました。(※ウーサも1妨害カウント)


P前に軌跡を出せない下振れ・・・


からの6妨害(盤面4妨害&墓地2妨害)


詳しい展開ルートは後述しますが、「爆イグP⇒エレクトラム⇒咎姫⇒エレクトラム・・・」とつなげて、無理やりジーランティスを出しています。

そして道中で集めたレボドラを連打し、小テクも挟みつつリンク値を稼いでいけば、上記画像のような妨害盤面が完成するわけです。

採用するだけで下振れを救ってくれるのですから、咎姫は素晴らしいカードですね。【竜剣士】においては、必須カードといって差し支えないかと。


〇P召喚前エレクトラムも可能に

既存展開では、「P召喚前に軌跡を出す」ルートが定石となっていました。いえ、正確に言い直しましょう。「P召喚前はエレクトラムを出せません」でした。

「リンク先に蘇生」という条件がある以上、セレーネはEXゾーンに出すしかありません。つまりEXゾーンにエレクトラムを出した場合、そのエレクトラムを素材にせざるを得なくなるわけです。

しかし【竜剣士】において、その行為は許されません。ジーランティスでエレクトラムを使い回せないのは、あまりにも重たいデメリットです・・・。


詰まるところ、既存構築ではセレーネが必須だったゆえに、「P召喚前エレクトラム」は不可能だったわけです。

ところが咎姫が実装されたことにより、エレクトラムを蘇生する―――EXゾーンのエレクトラムをリンク素材にする択が生まれました。P召喚前にエレクトラムを出しても、再利用が利くようになったわけです。


これも【竜剣士】にとっては革命的な変化です。P召喚前にエレクトラムを出せば、《増殖するG》うららを投げられるのですから。

(※P召喚前に軌跡を出した場合、軌跡の制約でモンスター効果が無効化されます。つまり軌跡を出したタイミングでGを投げられると、手札にうららがあっても弾けません。)


ただしP召喚前エレクトラムは、初手要求値が異様に高くなります。

  • P召喚前にリンク召喚できる

  • 指名者を持っていない

  • うららを持っている

  • 軌跡を出さなくても妨害貫通できる

これらすべてを満たしている場合のみ、エレクトラムが許されます。

条件があまりにも厳しいので、「P召喚前エレクトラム」を決める機会はあまりなさそうです。とはいえGに苦しむ試合をわずかでも減らせるならば、積極的に狙っていきたいですね。


〇まとめ

話をまとめましょう。咎姫採用のメリットは以下の通りとなります。

  • エレクトラム&咎姫で無限妨害

  • ジーランティスなしでも展開可能

  • スプリンドと好相性

  • セレーネを採用せずに済む

  • 妥協盤面が強化された

  • P召喚前エレクトラムでG耐性UP


感想を述べると、「【竜剣士】の構築を根から変える、凄まじいカードが実装された・・・!」といった所でしょうか。咎姫1枚でかなり楽しめます。

【竜剣士】が特別に相性が良いということもありますが、【ペンデュラムデッキ】であれば採用しても損はない、強カードですね。


まだ実装して間もないこともあり、研究不足感は否めませんが、ひとまず中間記録を綴らせていただきました。

以降、展開例も6例だけ記しておきます。”だけ”と言いながら、1例1例がかなり長いので、興味がある方は覚悟してご覧ください。49手順という、狂ったルートもありますので。

それでは、良き炎属性ライフを。


展開例


〇ドクロバット+マジェP(従来展開)

※比較対象として、既存構築(咎姫なし)の展開ルートも置いておきます。

  1. ドクロバット召喚⇒レボドラ手札

  2. レボドラ手札効果⇒レボドラ捨てる&ラスP手札

  3. ラスPをセット

  4. マジェPをセット

  5. マジェPのP効果⇒ダイナP手札

  6. ラスPのP効果⇒マジェP破壊&マジェP手札

  7. ダイナPをセット

  8. ダイナPのP効果⇒ラスPをSS

  9. ドクロバット+ラスP⇒軌跡⇒ラクーン手札

  10. マジェPをセット

  11. P召喚⇒マジェP/ラスP/手札ラクーン

  12. マジェP効果⇒チェーンでラクーン⇒ラクーン手札⇒虹彩を手札&ラクーン捨てる

  13. マジェP+ラスP⇒爆イグP

  14. 爆イグP②⇒マジェPをSS

  15. 虹彩⇒PゾーンのダイナP破壊&レボドラ手札

  16. レボドラをセット

  17. 軌跡+爆イグP⇒セレーネ

  18. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  19. 爆イグP②⇒マジェPをSS

  20. マジェP+マジェP⇒昇マジェP

  21. 昇マジェP②⇒ダイナPをSS

  22. セレーネ⇒ラクーン蘇生

  23. ラクーン+ラクーン⇒エレクトラム

  24. エレクトラム①⇒アストロEX

  25. エレクトラム②⇒PゾーンのマジェPを破壊&アストロ手札

  26. エレクトラム③⇒1ドロー

  27. マジェPが破壊された⇒アストロSS&レボドラ手札

  28. アストロ+ダイナP⇒剛ダイナP

  29. ダイナPのリリース時効果⇒マジェPを手札

  30. 剛ダイナP②⇒マジェP蘇生

  31. セレーネ+マジェP⇒ジーランティス

  32. ジーランティス効果⇒盤面リセット

※ここまでの盤面は以下の通りです。

EX竜剣士が勢ぞろい

F:虹彩
M:ジーランティス エレクトラム 昇マジェP 爆イグP 剛ダイナP
手札:マジェP レボドラ 1ドロー
墓地:マジェP

※これ以降のルートは構築次第で変わってくるので、割愛します。


〇ドクロバット+マジェP(咎姫展開)

  1. ドクロバット召喚⇒レボドラ手札

  2. レボドラ手札効果⇒レボドラ捨てる&ラスP手札

  3. ラスPをセット

  4. マジェPをセット

  5. マジェPのP効果⇒ダイナP手札

  6. ラスPのP効果⇒マジェP破壊&マジェP手札

  7. ダイナPをセット

  8. ダイナPのP効果⇒ラスPをSS

  9. ドクロバット+ラスP⇒軌跡⇒ラクーン手札

  10. マジェPをセット

  11. P召喚⇒マジェP/ラスP/手札ラクーン

  12. マジェP効果⇒チェーンでラクーン⇒マジェP手札⇒虹彩を手札&マジェP捨てる

  13. マジェP+ラスP⇒爆イグP

  14. 爆イグP②⇒ラスPをSS

  15. 虹彩⇒PゾーンのダイナP破壊&レボドラ手札

  16. ラクーン+マジェP⇒エレクトラム

  17. エレクトラム①⇒ファンタズマEX

  18. エレクトラム②⇒PゾーンのマジェPを破壊&ファンタズマ手札

  19. エレクトラム③⇒1ドロー

  20. 爆イグP+エレクトラム⇒咎姫

  21. 咎姫の効果⇒エレクトラム蘇生

  22. レボドラをセット

  23. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  24. エレクトラム②⇒虹彩を破壊&レボドラ手札

  25. 爆イグP②⇒イグPをSS

  26. 咎姫+イグP⇒アンブロエール

  27. アンブロエール⇒ジーランティス

  28. ジーランティス効果⇒盤面リセット


※この時点での盤面は、以下の通りとなります。

F:なし
M:ジーランティス エレクトラム 軌跡 爆イグP
手札:ファンタズマ レボドラ 1ドロー
墓地:咎姫 アンブロエール マジェP

セレーネ展開に比べるとモンスター数が少ないのですが、ここから怒涛のリンク値稼ぎが始まります。


29.爆イグP②⇒ダイナPをSS
30.ジーランティス+軌跡+爆イグP⇒ウーサ
31.レボドラをセット
32.レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生
33.爆イグP②⇒ラスPをSS
34.ダイナP+ラスP⇒剛ダイナP
35.ダイナPのリリース時効果⇒イグP手札
36.イグPをセット
37.エレクトラム②⇒イグPを破壊&レボドラ手札
38.イグPの破壊時効果⇒ラスPをSS

※これでアドバンテージを稼ぎ切りました。

F:なし
M:3ウーサ エレクトラム 爆イグP 剛ダイナP(未使用) ラスP
手札:ファンタズマ レボドラ 1ドロー
墓地:咎姫 アンブロエール マジェP

あとは構築次第でルートも変化するので割愛―――しても良いのですが、せっかくなので「スプリンド展開」を載せておきます。


39.エレクトラム+ラスP⇒スプリンド⇒ゾンキャリ墓地
40.ゾンキャリ墓地効果⇒ゾンキャリ蘇生&手札1枚デッキ戻す
41.爆イグP+ゾンキャリ⇒バロネス
42.レボドラをセット
43.レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生
44.爆イグP②⇒イグPをSS
45.剛ダイナP+爆イグP⇒タイタニック

※最終盤面は以下の通りです。

F:なし
M:3ウーサ スプリンド タイタニック バロネス イグP
P:ファンタズマ
手札:レボドラ
墓地:咎姫 アンブロエール マジェP


※エレクトラム①のサーチ先をアストロにすると、さらに展開を伸ばせます。ただし誘発の受けが悪くなりますし、展開過多なところもあるので、素直にファンタズマをサーチしておくことをオススメします。


※ファンタズマをPゾーンに貼っておけば、レボドラを毎ターン回収できます。P召喚&爆イグP蘇生をこなしてくれる後続札になってくれますから、返しのターンも安心です。

「スケール0」という点も素晴らしいですね。【竜剣士】は、軌跡を妨害されてもP召喚できるように、レボドラで下スケールをサーチしておくプレイングが鉄則となっています。

この時にファンタズマを採用しておけば、爆イグPの蘇生回数を減らすことなく、下スケールも確保できます。お得ですね。


※手札の竜剣士をファンタズマのコストにすれば、そのまま剛ダイナPで蘇生できます。実質手札コストなしでレボドラを回収できるので、覚えておきましょう。


※レボドラのP効果には「ドラゴン族しかP召喚できない」制約があるのですが、ラスP/マスPはすり抜けられます。積極的にEXへ送ってあげましょう。


※うまく行くと、スプリンドが3妨害と化します。

  1. 相手がモンスターをSS

  2. スプリンド効果⇒チェーンで咎姫の墓地効果

  3. 咎姫⇒スプリンド破壊&相手モンスターを破壊&咎姫を蘇生

  4. スプリンド⇒タイタニック素材(爆イグP)を墓地&相手モンスターを手札戻す

  5. スプリンドが破壊された⇒アンブロエールの墓地効果⇒相手カードを選んで破壊


※スプリンドが生き残っており、かつタイタニックが素材を吐けなかった場合は、P召喚しながらスプリンド効果を使用します。

こうするとP召喚したモンスターを手札に戻しつつ、タイタニックの素材になっている爆イグPを墓地へ落とせます。あとはレボドラで爆イグPを蘇生させ、除去&打点要因にしましょう。


〇ドクロバット+マジェP(※ジーランティスなし)

  1. ドクロバット召喚⇒レボドラ手札

  2. レボドラ手札効果⇒レボドラ捨てる&ラスP手札

  3. ラスPをセット

  4. マジェPをセット

  5. マジェPのP効果⇒ダイナP手札

  6. ラスPのP効果⇒マジェP破壊&マジェP手札

  7. ダイナPをセット

  8. ダイナPのP効果⇒ラスPをSS

  9. ドクロバット+ラスP⇒軌跡⇒ラクーン手札

  10. マジェPをセット

  11. P召喚⇒マジェP/ラスP/手札ラクーン

  12. マジェP効果⇒チェーンでラクーン⇒マジェP手札⇒虹彩を手札&マジェP捨てる

  13. マジェP+ラスP⇒爆イグP

  14. 爆イグP②⇒ラスPをSS

  15. 軌跡+爆イグP+ラクーン⇒ウーサ

  16. 虹彩⇒PゾーンのダイナP破壊&レボドラ手札

  17. レボドラをセット

  18. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  19. 爆イグP②⇒イグPをSS

  20. ラスP+ラスP⇒エレクトラム

  21. エレクトラム①⇒アストロEX

  22. エレクトラム②⇒PゾーンのマジェP破壊&アストロ手札

  23. エレクトラム③⇒1ドロー

  24. マジェPが破壊された⇒アストロSS&レボドラ手札

  25. 爆イグP+エレクトラム⇒咎姫

  26. 咎姫の効果⇒エレクトラム蘇生

  27. エレクトラム②⇒虹彩を破壊&レボドラ手札

※この段階での盤面は、以下の通りとなります。

※これ以降は「スプリンド展開」となります。スプリンドを用いない場合は、咎姫をどける手段が別途必要になります。ご注意ください。


28.咎姫+エレクトラム⇒スプリンド⇒ゾンキャリ墓地へ
29.レボドラをセット
30.レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生
31.爆イグP②⇒ダイナPをSS
32.アストロ+ダイナP⇒剛ダイナP
33.ダイナPのリリース時効果⇒マジェP手札
34.ゾンキャリ墓地効果⇒ゾンキャリ蘇生&手札1枚デッキ戻す
35.爆イグP+ゾンキャリ⇒バロネス
36.レボドラをセット
37.レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生
38.爆イグP②⇒イグPをSS
39.剛ダイナP+爆イグP⇒タイタニック

※最終盤面は以下の通りです。

F:なし
M:3ウーサ スプリンド タイタニック バロネス イグP
P:なし
手札:マジェP
墓地:咎姫 マジェP


※モンスター数が足りないので、ファンタズマは諦めてアストロをサーチします。あるいは調弦ギミックを採用していれば、軌跡でサーチしてきて頭数を増やせるので、ファンタズマをサーチしてこれます。

ただ調弦ギミックは事故要因になり得るので、採用すべきか悩まされますね・・・。構築を取るか、展開を取るか。永遠の課題です。


※ジーランティスを経由しない場合、早期にウーサを立てて誘発ケアをできます。ただし後続を構えられなくなるので、盤面を返されると為す術がありません・・・。


※誘発モンスターはケアできるのですが、無限泡影はどうにもなりません。2回目の爆イグPや咎姫に当てられると、展開が完全にストップしてしまいます・・・。

これではウーサを先出する意味がありません。現状では、素直にジーランティスを頼ったほうが良さそうですね。


〇ドクロバット+マジェP(※P召喚前エレクトラム)

  1. ドクロバット召喚⇒レボドラ手札

  2. レボドラ手札効果⇒レボドラ捨てる&ラスP手札

  3. ラスPをセット

  4. マジェPをセット

  5. マジェPのP効果⇒ダイナP手札

  6. ラスPのP効果⇒マジェP破壊&マジェP手札

  7. ダイナPをセット

  8. ダイナPのP効果⇒ラスPをSS

  9. ドクロバット+ラスP⇒エレクトラム

  10. エレクトラム①⇒レボドラEX

  11. マジェPをセット

  12. P召喚⇒マジェP/ラスP

  13. マジェP効果⇒虹彩を手札&手札1枚捨てる

  14. マジェP+ラスP⇒爆イグP

  15. 爆イグP②⇒ダイナPをSS

  16. エレクトラム②⇒PゾーンのダイナP破壊&レボドラ手札

  17. エレクトラム③⇒1ドロー

  18. 虹彩⇒PゾーンのマジェP破壊&ファンタズマ手札

  19. 爆イグP+エレクトラム⇒咎姫

  20. 咎姫の効果⇒エレクトラム蘇生

  21. レボドラをセット

  22. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  23. 爆イグP②⇒イグPをSS

  24. エレクトラム②⇒虹彩を破壊&レボドラ手札

  25. 咎姫+爆イグP⇒アンブロエール

  26. ダイナP+イグP⇒剛ダイナP

  27. ダイナPのリリース時効果⇒イグP手札

  28. レボドラをセット

  29. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグP蘇生

  30. 爆イグP②⇒イグP

  31. アンブロエール⇒ジーランティス

  32. ジーランティス効果⇒盤面リセット

※この時点での盤面は、以下の通りとなります。

F:なし
M:ジーランティス エレクトラム 爆イグP 剛ダイナP イグP
手札:ファンタズマ イグP 1ドロー
墓地:咎姫 アンブロエール

例によってスプリンド展開を続けます。


33.エレクトラム②⇒イグP破壊&レボドラ手札
34.イグPの破壊時効果⇒ラスPをSS
35.ジーランティス+ラスP⇒軌跡⇒効果破棄
36.爆イグP②⇒ラスPをSS
37.軌跡+爆イグP+ラスP⇒ウーサ
38.レボドラをセット
39.レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生
40.爆イグP②⇒マジェPをSS
41.エレクトラム+マジェP⇒スプリンド⇒ゾンキャリ墓地へ
42.ゾンキャリ墓地効果⇒ゾンキャリ蘇生&手札1枚デッキ戻す
43.爆イグP+ゾンキャリ⇒バロネス
44.レボドラの手札効果⇒ファンタズマ手札
45.ファンタズマをセット
46.ファンタズマのP効果⇒手札1枚捨てる&レボドラ手札
47.レボドラをセット
48.レボドラのP効果⇒爆イグPを蘇生
49.剛ダイナP+爆イグP⇒タイタニック

※最終盤面は以下の通りです。

※イグPはゾンキャリのコストにしました

F:なし
M:3ウーサ スプリンド ジーランティス タイタニック バロネス
P:ファンタズマ
手札:イグP
墓地:咎姫 アンブロエール

※P召喚前にエレクトラムを出した場合でも、軌跡を出した場合とほぼ同じ最終盤面を作れました。ちなみに相違点は、「G以外の誘発が辛い」「手札にレボドラを残せない」の2点となります。


〇ドクロバット+調弦+虹彩(下振れ例)

※竜剣士から動けなかった場合の展開例です。調弦ギミックが初動にどれくらい貢献してくれるのか、参考にすべく載せています。

  1. ドクロバット召喚⇒レボドラ手札

  2. 虹彩⇒ドクロバット破壊&ファンタズマ手札

  3. レボドラ手札効果⇒ラスP手札

  4. ファンタズマをセット

  5. ラスPをセット

  6. P召喚⇒ドクロバット/手札の調弦

  7. 調弦の効果⇒紫毒SS

  8. 調弦+紫毒⇒爆イグP

  9. 爆イグP②⇒ラスPをSS

  10. ドクロバット+ラスP⇒エレクトラム

  11. エレクトラム①⇒レボドラEX

  12. エレクトラム②⇒PゾーンのラスP破壊&レボドラ手札

  13. エレクトラム③⇒1ドロー

  14. 爆イグP+エレクトラム⇒咎姫

  15. 咎姫の効果⇒エレクトラム蘇生

  16. レボドラをセット

  17. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  18. 爆イグP②⇒イグPをSS

  19. エレクトラム②⇒虹彩を破壊&レボドラ手札

  20. 咎姫+爆イグP⇒アンブロエール

  21. レボドラをセット

  22. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  23. 爆イグP②⇒ダイナPをSS

  24. イグP+ダイナP⇒剛ダイナP

  25. ダイナPのリリース時効果⇒イグP手札

  26. アンブロエール⇒ジーランティス

  27. ジーランティス効果⇒盤面リセット

※なんとかジーランティスまでたどり着きました。ここまでの盤面は、以下の通りとなります。

F:なし
M:ジーランティス エレクトラム 爆イグP 剛ダイナP
P:ファンタズマ
手札:イグP 1ドロー
墓地:咎姫 アンブロエール

引き続き展開していきます。ただ同じ最終盤面ばかりだと味気ないので、当ルートでは「リンク展開」を試していきます。


28.爆イグP②⇒ラスPをSS
29.爆イグP+ラスP⇒ピットナイト
30.エレクトラム②⇒ピットナイト破壊&レボドラ手札
31.レボドラをセット
32.レボドラのP効果⇒爆イグPを蘇生
33.爆イグP②⇒マジェPをSS
34.エレクトラム+爆イグP+マジェP⇒ウーサ
35.ファンタズマのP効果⇒イグP捨てる&レボドラ手札
36.剛ダイナP②⇒イグP蘇生
37.レボドラをセット
38.レボドラのP効果⇒爆イグPを蘇生
39.爆イグP②⇒マジェPをSS
40.剛ダイナP+イグP+マジェP⇒トライゲート
41.ターンエンド⇒このターンに破壊されている⇒ピットナイト墓地効果⇒ピットナイト蘇生

※最終盤面は以下の通りです。

F:なし
M:3ウーサ ピットナイト トライゲート ジーランティス 爆イグP
P:ファンタズマ
手札:1ドロー
墓地:咎姫 アンブロエール


※エレクトラム&爆イグPさえ揃えば、ジーランティスまでたどり着けるようですね。「チューナーを含むPモンスター3枚」を場に用意すれば良いだけなので、要求値はかなり低めです。

そう考えると調弦ギミックも、初動カサ増しとしては悪くないのかもしれません。紫毒を素引きすると悲しい気持ちにはなりますが、【竜剣士】は下スケールが不足しがちなので、ギリギリ許容できますし。


※最後に、咎姫の有用性を確かめるべく、既存構築でのルートと比べてみました。(次項参照)


〇ドクロバット+調弦+虹彩(従来展開)

  1. ドクロバット召喚⇒レボドラ手札

  2. 虹彩⇒ドクロバット破壊&ファンタズマ手札

  3. レボドラ手札効果⇒ラスP手札

  4. ファンタズマをセット

  5. ラスPをセット

  6. P召喚⇒ドクロバット/手札の調弦

  7. 調弦の効果⇒紫毒SS

  8. 調弦+紫毒⇒爆イグP

  9. 爆イグP②⇒ダイナPをSS

  10. ドクロバット+ダイナP⇒エレクトラム

  11. エレクトラム①⇒レボドラEX

  12. 爆イグP①⇒PゾーンのラスP破壊&虹彩をデッキ戻す

  13. エレクトラム③⇒1ドロー

  14. エレクトラム②⇒爆イグPを破壊&レボドラ手札

  15. レボドラをセット

  16. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  17. 爆イグP②⇒マジェPをSS

  18. マジェPの効果⇒虹彩を手札&虹彩を捨てる

  19. ファンタズマのP効果⇒手札1枚捨てる&レボドラ手札

  20. レボドラをセット

  21. レボドラのP効果⇒レボドラ破壊&爆イグPを蘇生

  22. 爆イグP②⇒イグPをSS

  23. 爆イグP+イグP⇒マスカレ

※最終盤面は以下の通りです。

F:なし
M:3ウーサ マスカレ
P:ファンタズマ
墓地:爆イグP


※爆イグP①で自分のカードをバウンスしたり、エレクトラムで爆イグPを割ったり、小テクを駆使して無理やり展開しています。

しかしそれでもリンク値がまったく足りません・・・。最終的には妨害2枚と、かなり心許ない盤面になってしまいました。

咎姫展開とは比べるべくもありません。やはり咎姫は強カードでした。






というわけで計6パターンを記しました。内訳は以下の通りです。

  • 「ドクロバット+マジェP」初動4パターン

  • 「下振れ展開例」2パターン

咎姫の用途はだいたい書き尽くしたので、これ以上は控えておきます。展開ルートを探り始めると、キリがありませんから・・・。楽しみは後に取っておきましょう。


それにしても、【竜剣士】における咎姫は素晴らしいカードですね。展開パターンを増やせますし、それに応じて構築の自由度も上げてくれます。

当然、実践面においても優秀です。「墓地から妨害」「誘発貫通力UP」と2つ仕事をこなしますから、デッキの地力を上げてくれます。

炎属性が強化されるたびに咎姫も強くなりますし、今後ともその活躍に目が離せません。


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