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2022年4月1日

新年度なので日記を書き始めました。
日記を書いたことがないので3月31日のことを4月1日に書いている日記はどっちカウントなのかわからないくらい日記のことはわかりませんががんばります。

昨日は江戸東京博物館に行ってきました。というのもこの博物館は改装のため3月末で休館しこれから3年間ほど閉まるということなので、その前に行っときたいというのがありました。この近辺に住んで何年も経つし、両国あたりを通ったときに行きたいなとふと思うことはあったのですが、このくらいの事情がないとなかなか行かなかったので、締め切りがないと漫画を描かない同人作家の気持ちと似てるなと多少なります。

博物館どうだったのについて、いきなり書きすぎるのもあれなので(あと色んな人が言っててわかりそうなので)多少割愛しますが、まず建物が面白くて巨大な宇宙船みたい。地上から上にニョキッと伸びるエスカレーターで中にはいるところからスタートするのでここでオッってテンションが上がる。江戸と東京がテーマなのに宇宙船っぽいのは一体ってなるけど、なにか未来から歴史を俯瞰しだすぞという気分になるものなのかもしれない。

展示物は江戸時代から現代まで時代の順を追って展示されてる形式で、いろいろ面白かったのですがひとつ挙げるならオタク笑いしてしまったこちら。

今様見立士農工商 職人
https://museumcollection.tokyo/works/6256752/

錦絵(浮世絵)職人の人々が各工程ごとに分業して錦絵を作り上げる職場を描いた作品(これ自体も錦絵)なのですが、普通に描くのではなくて人々を女性の姿にして描いていて、江戸の世にも変わらない精神性があるんだ…となりました。多少調べたところこれを描いた歌川国貞は美人画で名を馳せた作家らしく、やっぱ、美人が描けると、こう、やりたくなるものなのかもしれんな……。


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