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反AIの主張をまとめてみたら矛盾だらけだった

Youtubeに投稿した動画の原稿です。

この動画の原稿は全てAIで生成した原稿です。
AIにはいくつかの前提情報と、Xのポストをチェリーピックした情報を渡しています。


さて、今回のテーマは「絵師界隈とAIの対立」について。最近、この話題で炎上が多発してるよね。

そうそう!SNSを見てるとすごい勢いで議論が飛び交ってて、正直ついていけないくらい。

そうなんだよね。特に反AI派の主張が過激になってきてて、ちょっと心配になってきたんだ。

え?反AI派ってそんなにやばいの?

うん、まずは「creation」つまり創作の本質について、彼らの主張を見てみよう。

おっけー、聞かせて!

反AI派は「フルスクラッチ以外は創作ではない」って主張してるんだけど、これってかなり矛盾してるんだよね。

え?どういうこと?

例えば、デジタルで絵を描くときに使うソフトウェアや、アナログでも筆や紙、これらって全部先人が作ったものだよね。つまり、完全なフルスクラッチなんてほぼ不可能なんだ。

なるほど!確かに私たちの創作活動って、先人の知恵の上に成り立ってるよね。

そう、「巨人の肩の上に乗る」って言葉があるけど、まさにそれ。AIもその延長線上にある新しいツールの一つと考えられるんだ。

へー、そう考えると AIを使うこと自体は特別なことじゃないってことか。

そうそう。問題は、そのツールを使ってどう独創性を出すかってところなんだよね。

なるほど〜。でも、反AI派の人たちってそこまで考えてないの?

そうなんだよね。彼らの主張を見ていると、感情的になりすぎちゃってて、冷静な議論ができてない印象がある。

うわー、それは良くないね。でも、反AI派の人たちにも何か理由があるんじゃない?

そうだね。彼らの不安や懸念にも耳を傾ける必要はあるよ。ただ、ある投稿を見てみると、「反AIが勝つには国家を転覆させて絵師が最も偉い独裁国を作る事だけ」って書いてあって...

えっ!?それってもはやジョークでしょ?

うん、これは流石にジョークだろうけど、でもそのくらい現実的じゃないってことを言いたいんだと思う。

うーん、確かに。でも、AIによってデジタルアートの価値が変わってきてるって話も聞くけど、それについては何か言ってる?

うん、面白い指摘があってね。「上手いデジタル絵」よりも「面白い絵」が求められるようになってきてるって。

へー!それってどういうこと?

要するに、技術的な上手さだけじゃなくて、アイデアやコンセプトの面白さが重視されるようになってきてるってことかな。

なるほど!確かに最近のSNSとか見てると、ちょっと変わった絵とかが注目されてる気がする。

そうそう。AIが普及することで、単純な「上手さ」の基準が変わってきてるんだと思う。だから「画力よりネタで勝負しやすくなった」って意見もあるんだ。

へー、それって逆にクリエイターの個性が活きるチャンスになるってことかな?

その通り!AIを上手く活用すれば、より独創的な作品を生み出せる可能性があるんだよ。

でも、AIって偽情報とか、フェイクニュースの問題があるって聞くけど...

そこも面白いポイントなんだ。実は「偽情報を拡散するのに生成AIなんか要らない」って意見があってね。

え?どういうこと?

つまり、AIがなくても人間は十分に偽情報を作り出せるってこと。むしろAIを使えば、情報の信頼性を高める可能性だってあるんだ。

なるほど!確かに人間の方が悪知恵働かせそうだもんね(笑)

そうそう(笑)。でも、ここで問題になってくるのが法律の問題なんだよね。

え?法律?どんな問題があるの?

例えば、反AI派の人たちが公正取引委員会にAI規制の意見を送ったりしてるんだけど、これが思わぬ結果を招く可能性があるんだ。

どんな結果?

同人活動が「商売」として認定される可能性があるんだよ。そうなると、今まで曖昧だった部分に税金がかかったり、著作権の問題が厳しくなったりする可能性があるんだ。

えー!それって大変なことになりそう...

そうなんだよね。反AI派の人たちも、この辺りの法律知識が不足してる場合が多いんだ。

なるほど〜。でも、プロの人たちはどう思ってるの?

そこも面白いところで、プロの「イラストレーター」とアマチュアの「絵師」の間で意識の差があるみたいなんだ。

どんな差?

プロは納期を守ったり、依頼通りに作品を作ったりする責任があるけど、アマチュア絵師の中にはそういう責任を負いたくない人もいるみたいなんだ。

あー、なんとなくわかる。でも、それってAIとどう関係あるの?

AIを使うことで、アマチュアでもプロに近い品質の作品が作れるようになる可能性があるんだ。そうなると、プロとアマチュアの境界線が曖昧になってくる。

へー!それって良いことなの?悪いことなの?

一概には言えないね。でも、こういう変化に柔軟に対応できる人が、これからの時代を生き抜いていけるんじゃないかな。

なるほど〜。でも、二次創作とかAIの関係はどうなの?

そこも議論が分かれるところなんだ。「あり物の組み合わせは創作ではない」って主張する人がいる一方で、二次創作は認めるっていう矛盾した意見もあるんだよ。

え?それってどういうこと?

要するに、AIを使った創作は認めないけど、既存のキャラクターを使った二次創作は認めるっていう矛盾した主張をする人がいるってこと。

あー、なんか都合のいい解釈してる感じがする...

そうなんだよね。ここでも感情的な判断が先行してしまってる感じがする。

でも、AIを使わなければ炎上しないんでしょ?

実はそうでもないんだ。AIを使ってなくても、AIを使ったと疑われて炎上するケースもあるんだよ。

えー!それって怖すぎない?

そうなんだよね。だから「AIを使わなければ大丈夫」っていう主張自体が成り立たなくなってるんだ。

うわー、複雑すぎる...。でも、反AI派の人たちってAIのことちゃんと理解してるの?

実は、そこが一番の問題かもしれない。AIの仕組みを誤解してる人が多いんだ。

どんな誤解?

例えば、「AIは既存の絵を組み合わせて生成している」っていう誤解。実際はもっと複雑な仕組みで画像を生成してるんだけど、そこを理解せずに批判してる人が多いんだ。

へー、それって大きな問題だね。正しい知識を持つことって大切なんだね。

その通り!だからこそ、AIについて正しく学び、理解を深めることが大切なんだ。

なるほど〜。でも、結局AIと人間の創作はどう共存していけばいいの?

そうだね。AIは新しい創作ツールの一つだと考えるべきだと思う。恐れずに取り入れることで、新たな表現の可能性が広がるんじゃないかな。

へー!そう考えると楽しそう!

そうだね。大切なのは、お互いの立場を理解し合いながら、建設的な対話を続けていくこと。そうすることで、より豊かな創作環境が築けると思うんだ。

なるほど!勉強になったー!AIって怖いものじゃなくて、むしろ可能性を広げてくれるツールなんだね。

そういうこと!これからのクリエイターは、AIをどう活用するかが重要になってくると思うよ。

よーし、私もAIのこともっと勉強してみよう!ありがとう!


まず最初は「クリエーションの本質」について、とある方の投稿が面白かったので取り上げました。
投稿のURLは概要欄に記載しています。

結局のところ、ほとんどの物事は先人の知恵を学習したり利用して成り立っているはずです。
というか現代でほんとうの意味で0から創作をしてる人なんているんでしょうかね?
少なくともデジタル絵については、各種デバイスやコンピューターの恩恵をフルに受けてるのですから、今更AIに反対する意味がわかりません。

次に「反AIの立ち位置と限界」について、感情論を否定するつもりはありませんが、感情論はあくまで感情論です。
感情論だけで否定できるほどAI技術は簡単なものではないと思っています。
まず、AIの全廃は画像生成AIに限ったとしても現実的ではありません。
つまりは、AIとの関わり合い方を模索するしかない段階にきています。

感情論として、AIが気に食わない、問題だと思うのはいいでしょう。
それであれば自分がAIを使わなければいいだけの話です。
しかし、その感情論で他人の権利まで制限することはできません。
そして反AIの主張は明確に他人の権利を侵害しています。

他人の権利を侵害し続けることに、未来はないと思います。

次に「デジタルアートの価値の変化」ですが、これは私も常々感じていることです。
反AIの人たちからはみない部分だと思いますが、もはやAI絵というのは特別なものでもなんでもなくなりました。
AIでここまでできるんだぞ、ということは広く知れ渡り、次は「で、AIはなにができるの?」と問われている段階にあると思います。

もはや、絵をかけるのは当たり前で、その先を表現できないといけなくなりました。
今後、AIの絵のクオリティもどんどん上がるでしょうし、操作性も向上していくでしょう。
そうなってくれば、AI絵に限らずデジタルアート全体が、絵の技工以外の部分を問われるようになると思います。

ただまあ、コレは別に特別なことではなく、youtubeなんかを見ていれば当たり前で、最初は動画を作れるだけで良かったのが、コンテンツの中身を問われるようになっていった構造と同じです。
それがデジタルアートの世界にもやってくるだけですし、逆に言えばコンテンツさえ面白ければ、技術が多少拙くとも伸びていくというのは、youtubeで証明されています。

次に「AIと偽情報」ですが、これはもう簡単な話で、AIなくったって偽情報は作れますし、拡散したやつが悪いです。
ディープフェイクにしてもそうです。
やるやつはAIがあろうとなかろうとやりますし、やらない人はAIがあってもやりません。

次に「法的な側面」については、AIさんが要約しすぎてるので元ポストと補足情報を足します。

公正取引委員会がAIに関するパブリックコメントを募集しています。
(生成AIに関する情報・意見の募集)
これに、反AIのネームドが意見を送るよう旗振りをしているようなのです。

反AI側の主張としては、AIの利用は自分たちの「商売」の利益を不当に害するから規制してくれ、ということのようです。
まあ、普通に考えて自由経済とはなんぞや、と言いたくなる内容でツッコミどころ満載なんですが、コレを言ってる人たちに「同人作家」がいることが問題じゃないか、というポストになります。

同人活動の定義は曖昧で、何を持って同人なのかというのは難しいところですが、建前としては商業活動ではない、というのは共通していたのではないかな、と思います。
その「同人活動」にAIが邪魔だ、それは「商売」の邪魔である、ということはそれは同人活動ではなく「商業活動」をしているのですよね?となってくるわけです。

であれば、「商業活動」ではないから見過ごされてきた税金の問題や、著作権の問題が顕在化しちゃうけど、それを求めてるの?という感じですね。
そのうえで、おそらくなんですがAIの使用禁止を謳うと逆に独占禁止法あたりに引っかかりそうな気がします。

次に「アマチュアとプロの境界線」についてですが、なぜ絵師はイラストレーターを名乗らないのかという感じのポストがあり、その回答として「絵で生計を立てたいけど、プロとしての契約や納期、法律を厳守するのがイヤ」という流れがありました。

全員がそうではないのでしょうけど、声の大きい一部の絵師界隈は『「プロを名乗るつもりなら納期を守れ、脱税するな、依頼通りに作れ」なんて当たり前のことをクリエイターへの悪口と認識する界隈』と言われてしまうほど、社会性のない絵師が存在するようです。

おそらくですが、この構造は非常に歪で、そんな社会性のない「絵師」が生計を立てられている現状が異常なのだと思います。
多分、AIによって最初に駆逐されるのはそういった社会性のない「絵師」からになると思いますが、これは単に異常だった構造が是正されただけじゃないのかな、と思っています。

次に「二次創作との関係」ですが、一方でAIは著作物にフリーライドしている、と言いながら、原作の設定にフリーライドしている二次創作は容認する姿勢というのはシンプルにダブルスタンダードだと思います。
ツギハギ理論も同じことが言えると思います。

私は二次創作は怖くて手が出せませんでした。
AIを使えばいろいろな版権キャラクターをアレコレできるのはわかってますし、そこからマネタイズする方法論もなんとなくわかります。
しかし、私は著作権云々以前の問題として、その版権キャラたちへの愛情というか執着がなさすぎて、それを愛する人達の気持ちがわからなくて怖くて、結局そこに手を出すことはありませんでした。

次に「知識不足と偏見」ですが、もうこれ本当に何度目だよ、って話なのですが、未だにAIはキメトレコラージュだ!って本気で言ってる人たちが多く存在します。
改めていいますが、それは完全に誤りです。

少しでもAIの理論の情報を調べれば違うとわかるはずですし、わからなくっても文化庁が示した見解と完全に違うということを理解してほしいです。
文化庁の言うことも信じられないと言うなら、それはもう陰謀論の世界です。

最後に「AIと創作の共存」ですが、どのくらいの時間がかかるのかの違いはあれ、おそらくAIは生活に溶け込んでいき、意識しなくともその恩恵を受ける社会になっていくでしょう。
イラストの話であれば、AIのアシスタントを利用するのが当たり前になって行くのだと思います。
そうやって、人間の限られた時間を有効に活用して行くような社会が、今後は訪れるのだと思います。

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