記事執筆は完成形を思い浮かべることから

記事執筆は、お絵かきによく似ています。

どういうことかっていうと

書き始める時に、既に全体像が見えているのです。

1枚イラストとか、漫画の1コマを書く時って、絵師さんには多分もう、どういうポーズのどんな子が何を持っていて、服装はどうで、背景には何が描いてあって……って、紙が白い段階で多分見えているじゃないですか。

（私は、絵師さんじゃないのでサッパリですがｗｗ）

依頼原稿、企画原稿、このようなブログ記事なども、基本は同じです。

途中で細かく書き加えること、書いてみて余分だな……と思ったので削ること

も、ありますが

基本的には、書き始める前に、どの論から始めて、こういう話をして、ここで解決策を提示して締める。

みたいな、いわゆる起承転結なのかな？

そのルートを頭の中に描く。

よく、ライターに「まず構成を作って」と言ってくるクライアント様がいたり

クライアント様から構成が投げられてきたりするのは

最初にこの全体像が見えていることで、記事の完成度に差が出るからです。

私は正直、あらかじめ構成を「作って見せて」と言われるのは（有償じゃない限り）好きではありません。

賢い依頼人は、構成で1,000円、記事で4,000円、とかって金額を分けてこられますので、それは快くお受けしますが

実際、頭の中にある構成を「クライアント様に提出できる形に書く」ことに時間がかかるので、

「記事は2,000文字、文字単価◎円だけど、その範囲内で構成も書いて先に見せてください。構成には支払いません」

というのは（◎円、の「◎」がめっちゃいい価格じゃない限り）ヤでーす♥　みたいなね……状況によっては、やるけど……

構成書いている間に記事半分書けますからね……

まあ、とにかく

「構成の作成」という形で依頼されるかどうかは全く別の話で、

記事を作成する前には、その記事がどのルートを通ってどのような結論に至るのか

ある程度把握した上で書き始めましょう、っていうお話でした。

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